第6話 陰原園子と体育でペアになった
陰原に同性の友だちができて、ひとまずこれであぶれることもなくなるだろうなと思っていたが、どうやら詰めが甘かったらしく、世羅のクラスと合同じゃない体育の授業で先生からペアを組むよう指示されたとき、陰原はあっさりと孤立してしまったのであった。
俺は思わずうなだれた。あまりお節介を焼くのもなぁという気持ちもあったが、とはいえ可哀想だし見て見ぬふりはできなかったし、何より陰原に話しかけられるやつは俺しかいねぇ、なんて勝手な使命感に突き動かされ、陰原によかったら俺と組まないかと誘ってみた。
陰原はぐすんと洟を啜った。
「べべつに私はひとりでも太刀打ちできますしいざとなれば先生に頼るという手段を取ることも厭わないですが春田くんがどうしても私と組みたいとおっしゃるのであれば仕方ないですねぇ組んで差し上げましょう」
「そこは素直に感謝すればいいんだよ。強がんなよな」
ほんとあいかわらずだよなと思った。
ともあれペアとなった俺たちは、さっそくコートの隅のほうで柔軟運動を始めた。
コートというのはテニスコートのことだ。バスケットコートでもバレボールコートでもない。今日の体育はテニスなのだ。
そして陰原がさっき太刀打ちなんだのいったように、俺らはペアとなってほかのペアとタイブレークマッチで競い合うのだ。
見事頂点に立ったペアには、なんと先生からジュースをおごってもらえるらしい。景品にしてはしょぼすぎる。
だからかほかのみんなもあまり気合いが入ってないように見えた。
しかしそんな中、意外にもひとり燃えているやつがいた。
陰原園子だ。
陰原はそこまでやらんでもと思うくらい入念にストレッチしていた。
俺は欠伸をしながら訊いてみた。
「教えてくれ。どうやったらジュース一本でそこまでやる気になれるんだ」
「はぁ何をいってるんですか私がジュース如きで本気になるわけないじゃないですか馬鹿なんですかたかろうと思えばいつでも春田くんからたかれるのに」
「もう絶対おまえにだけはおごってやらんけど、じゃあジュースが目当てじゃないなら動機は何なんだ」
「テニスで勝ちたいって以外にほかにありますかいっときますがね私はテニスが大好きなんですよ観るのもプレイするのもですからそんなテニスに対して半端な気持ちでは臨めないんですよもし手を抜こうものならそれはきっと万死に値します」
「へぇー。なんつうか超意外だな。陰キャラのおまえがいちスポーツに対してそこまで熱く語るなんて」
「陰キャラがスポーツに関心ないと思ったのでしたらそれは大きな間違いですよたしかに陽キャラにくらべて運動できない傾向にあるのは認めざるをえませんが好きだの詳しいだの話になるとべつでもともとオタク気質ですからねそこにかける情熱は陽キャラの比じゃありませんよ」
「ほほーう、いったな。じつをいうと俺もテニスにはそこそこ詳しいだよ。じゃあいっこ訊くけど、いちばん好きなテニスプレイヤーは誰だ。だいだい誰を挙げるかで、どの程度のもんかわかるんだ」
陰原は即答した。
「ひとりに絞るとなると非常に難しいですがそれでもやはり挙げるとしたらフランスのセバスチャングロージャンでしょうね彼は優勝争いをするような選手ではなかったですがそのトリッキーなプレイや緩急をつける大胆さにはたしかなスター性を秘めてましたし彼のファッションセンスも良かったですねラコステの帽子のつばを反り返るようにしてかぶっている姿は直感的にかっこいいと思いました」
これには俺も脱帽だった。べつに帽子とかけているわけじゃないぞ。
陰原のテニスに関する知識は本物だ。誰が好きかと訊いて、セバスチャン・グロージャンの名前を挙げるやつは初めて見た。かなりのマニアックさだ。
けっこう昔に活躍した選手だし、俺もかろうじて名前を知っている程度だ。しかもちゃっかりスポンサーまで覚えてるし。
フェデラーとかナダルとか、にわかでも知ってそうな選手を挙げようもんなら鼻で笑ってやったんだがな。そうできなくて残念だ。
「参ったよ。おまえにゃ敵わん」
「わかればいいんですよこれからは身の程を弁えて陰キャラに対する偏見を減らすというかむしろ尊敬の念を持って接するべきだと思いますしついでにそんな尊敬できる私とペアになったからには負けは許されませんよもし足を引っ張ろうものなら後でお尻ぺんぺんの刑に処しますからね」
「尊敬するかはべつとして、お尻ぺんぺんは勘弁してもらいたいな。しゃーねぇ。ここはいっちょ頑張りますか」
俺は陰原に負けじとストレッチを行った。
試合は順次行われるようだった。
先生の気分次第で試合が組まれていくわけだが、俺たちを先に行かせたくない理由でもあったのか、ついてないことに初戦の最後のペアになってようやく呼ばれた。
ずいぶんと待ち長かった。陰原に至っては、ストレッチのしすぎでむしろ体調崩したんじゃないかと思われるような顔色をしていた。
「陰原行けるか」
「なんのこれしき気合いと根性があれば余裕のよっちゃんですよ」
「やっぱ本調子じゃなさそうだな」
気合いと根性って意味がかぶっているし、陰原にしては台詞が短い。これは思ったより重症なのかもしれん。
だがやるといった以上、俺も付き合わなければならん。俺たちはラケットを手に、白線の中へと足を踏み入れたのだった。
相手は小山田と大山だった。非常に紛らわしい名前なんだが、小さいほうの女子が小山田で、大きいほうの男子が大山といえば一転してわかりやすくなる。
二人はカップルだった。陽キャラか否かはなんともいえない立ち位置にいるやつらだが、俺と同様リア充ではあった。
彼女にもたれかかられた大山が、良いところ見せようといわんばかりの顔して俺にラケットを向けてきた。
「よう、春田。いくらおまえが相手でもぜってー負けないかんな。彼女の前で、渾身のラブスマッシュをお見舞いしてやる」
「いやーん、大山くんかっこいいー!」
ハグ。
いかん。完全に二人とも恋は盲目状態になってやがる。
ここいう手合いに、いやラブスマッシュとかだせぇしとか真面目に返したところで無意味だし、面倒な思いをするだけだ。
挨拶や握手もそこそこに、さっそくゲームのほうへと移った。
先攻を取ったのは俺たちのペアだ。女子よりも男子からスタートしたほうが、差別とかではなく、当然有利なので、俺がサーブをすることになった。
レシーブを受けるのは大山だ。やはりここでもかっこつけようと、ラケットをぶんぶん振り回して存在感をアピールしている。
だがそれはたんなる挑発行為であり、マナー悪行為だ。
てなるとこっちも容赦はいらない。会心のファーストサーブをセンターに叩きつけてやった。
勢いに乗った球は大山のラケットにかすめることなく、あっさりと先制。
その瞬間、周囲がどかっと沸く。さすがは春田、と割れんばかりの拍手が巻き起こる。
そう、忘れてもらっちゃ困るぜ。俺は伊達に陽キャラを自称してるわけじゃねぇ。
基本運動はなんでもできるし、彼女に鼻の下を伸ばしている相手からサービスエースを取るなんざ、朝飯前なんだよ。
俺はふんっと鼻を鳴らして、ラケットを肩に担いだ。
「これで目ぇ覚めたか」
決まった……。
これぞ陽キャラ、リア充男子ってもんよ。
陰原も少しは見直しただろうか、気になって俺はやつに駆け寄った。
「イェーイ。まずは1ポイントゲッツ」
ハイタッチを求めた。
けれど陰原は予想に反して、すんっとしていた。ハイタッチにも応じてくれなかった。
「何をこの程度で浮かれてるんですか相手は多少なりとも油断していたでしょうしウィナーを取って当たり前ですよにしても何ですかあのチンタラしたサーブは向こうのフェンスに当たるまでツーバウンドもしてましたよプロだったら失格ですね」
さすがにこれには俺もむっとした。せっかくの見せ場を台無しにされた気分だ。
「俺素人だしべつに失格でもなんでもかまわんのだが、ずいぶんと上からいってくれるじゃねぇか。もちろんそういうからには、相応の実力があるんだろうな」
「ええ当たり前田のクラッカーですよ私はこれまで200キロを超えるビッグサーブを何百本いえ何千本と目にしてきましたのでその見聞を生かせば私も200キロまでいかずともせめて180キロくらいは実現可能でしょう実際やるのとでは違うという意見もわからなくはないですがいいから黙って見といてくださいよ学校の歴史に残るような記録を打ち立てて見せますから」
「ほほう、ならお手並み拝見といこうじゃねぇか。次はリターンだけどな」
基本的にサービスは交互にやるもんだ。だから自信満々のサーブの前に、まずはリターンすなわちストロークの実力を見せてもらおうか。
ここでゆるゆるのロブでも上げようもんなら、一気に信用なくすぞ。
ところが陰原のそれは、俺の想像斜め上をいくものだった。
相手のサーバーは大山だ。やはり向こうも同様に、男子から始めるようだった。
陰原はベースラインよりも中に入って、つまりガンガン攻める姿勢を見せながら。
「ばっちこーい女子相手でも決して遠慮なんかしないでいいですよなんせ私はただの女子ではありませんからねちょっとしたテニスオタクですなので多少高い位置から打ち込まれようとなんのサービスの球威をさらに上回る速さでお返しいたしますからねあーあ私の目には数秒後の未来がありありと浮かびますよ大山くんはその場から一歩も動くことができないでしょう」
といつもの調子で挑発している。
これにはみんな似たような反応を取るようで、やはりいらっときたようだった。
「食らえ必殺のー!」
と必要以上に高いトスを上げながら、そして肝心の何かをいわないまま、大山が陰原のサイドにサーブを打ち込んだ。
とはいえやはり素人と経験者では雲泥の差、どんなに意気込んだところでたいした球威ではなかった。
これならば本当に、陰原がいったとおり、リターンエースがばしっと相手側のコートに突き刺さるんではないかと思った。それが俺が頭ん中で描いたイメージだった。
しかしあろうことか陰原は、その絶好ともいえるチャンスをみすみす逃した。
いやほんとに言葉のとおりだ。それもリターンエースでも、ロブでもなく、それ以前の問題で、陰原の振るラケットに触れさえもしなかったのだ。網から魚が逃げてしまうかの如く、見事にスカしたのだった。
思わず俺は天をあおいだ。この様子だときっとサービスも同じことだろう。
所詮は口だけ。所詮は陰キャラ。
どんなに達者であろうと、陰キャラには荷が重かったのだ。やはり陰キャラは陰キャラらしく、体育の時間は陽キャラの裏でじめじめとやってるほうがお似合いなのだ。
おまえはもう出しゃばらなくてもいいぞ。後は俺ひとりに任せてくれればいいからな。
再びハイタッチの機会を得たとき、俺は早くも陰原に戦力外通告を出した。
無慈悲な宣告を受けた陰原は、半分涙目、半分意地になって言い訳している。
「いまのはさすがにノーカンですよアップも十分ではありませんでしたし憎らしいことに大山くんのサーブもなかなかのお手前でしたしたった一度空振りしたくらいで下手くそと決めつけられるのはなんといいますか心外ですし私の自尊心にもひびが入ってしまいます」
「おうおういっこうにかまわんぞ。いっそのことそのまま粉々に砕けちまえ。苦しい言い訳をするくらいならな、そのほうがおまえのためにもなると思うぞ」
「そんな殺生な春田くんには人の心いうものがないんですかそれともそうやって陰キャラをいじめることでしか満たされないような可哀想な人種なんですかもしそうでないと言い張るのであれば何卒もう一度私に挽回のチャンスをくれろ」
俺はテニスボールを陰原に手渡した。
「くれろってなんだよ。なんで中途半端に命令口調なんだよ。はっきりいっておまえにゃなんの期待もしてないけど、サーブの権利だけはどうにもならんからな。ま、せいぜいダブルフォルトだけはしないでくれろ」
陰原はテニスボールを握り締めながら、しきりにうなずいている。くれろといった返しにも耳を貸さないくらい、自分を追い込んでいる。
おまけにぶつぶつと呪文のように唱えている。
「ああ神よラノベの神様よこれぞ天が与えてくれた正真正銘のラストチャンスですここで決めずしていつ決めるのかいまでしょう出し惜しみなんてしてる暇はありません一球目から渾身のサーブを相手の鼻っ面にお見舞いしてやりましょうイレギュラーで一本取るみたいなちゃちな終わり方は誰も望んでませんし無論私もそれだけはごめんですここはびしっと完膚なきまでに叩きのめしてやりましょう」
べつにラノベの神様にお祈りしようと知ったこっちゃないが、ブレイクの時間はとっくに過ぎているし、陰原以外の三人はそれぞれ位置について、陰原がサーブを打つのを待っている。
「あくしろー。後も詰まってるんだから」
それが引き金となったらしい。
陰原ははっと我に返ると、やはり熱くなるほどトスを高く上げたがるのか、もはや手ではなくラケットを使って天高く頭上に打ち上げた後、ひゅーと勢いよく落下してくるボールに照準を合わせてラケットを振り抜いた。
「食らえ必殺のー……!」
「……」
「とりゃー!」
「もはや技名ですらなかった!?」
まぁちゃんと口にしただけましかもしれんが。
そんなことはどうでもいい。
やはりというべきか俺はみじんも期待してなかった。どうせ時間を作ったところで空振りするのが関の山だ。つうかそんな視界に捉えられなくなるほど高くトスしたら、プロでも合わせるのが困難だろう。
ところが今度は良い意味で裏切られた。ほとんど奇跡といっていいだろう、陰原の振り抜いたラケットが落ちてきたボールに命中したのだ。しかもスウィートスポットに。
いったいどういう物理法則が働いているか定かではないが、陰原の細腕じゃあ到底不可能だろうといくくらいの勢いがボールに乗った。轟音を響かせながら、それは相手側のコートへと迫っていった。
俺も含め、みんなその行き着く先を固唾を呑んで見守っていた。
まさかほんとにサービスエースを、あのポンコツな陰原が取ってしまうのではないかと期待に膨らんだ。
しかしどうやらお願いした相手が良くなかったらしい。
ラノベの神様とやらは意地悪で、素直にそれらの期待に応えることはなく、まさかの大山……じゃなくて前衛で構えていた小山田にボールががつんと直撃するといった、なんとも後味の悪い結末に終わったのだった。
「いやーん!」
「しっかりしろ、マイハニー!」
彼氏の大山が彼女の小山田に一目散に駆け寄った。さすがは彼氏だ。
遅れて俺やら周りのみんなやらが心配して集まった。体育の先生は鼻くそをほじっていた。いやそこは来いよ。
陰原はというと、ぴょんぴょん跳びはねて喜んでいた。いやちっとは悪びれろよ。
俺は早足でパートナーのもとに戻って、そしてぴょんぴょん跳ねるのをやめさせた。はっきりいってしまうと後頭部をこつんとした。
後にも先にも異性に暴力を振るうことはないだろう。だがいまだけは見逃してほしい。フェミがどんだけ騒ぎ立てようと、陰原はダメなことをしたのだ。
陰原にラケットで殴られ、そしてぎろりと睨まれた。
「はっなんで私が叩かれなきゃいけないんですか喜んじゃいけないんですか相手の身体に当たるとこちらのポイントになるのは正式なルールとして認められてますよねまさかルールに歯向かうというわけですか反逆者ですかそれとも革命家気取りの痛い人ですかそれに相手はリア充ですよ?」
俺は陰原に殴られたところをふーふーした。
「いや待て。最後のリア充は関係ねぇだろ。たしかにおまえのいうことには一理あるが、それでもダメなもんはダメだ。おもに道徳的に」
「陽キャラが陰キャラに道徳を説くおつもりですかほうなかなか面白いですねはたしてどちらが優位にあるのかおそらく考えたこともそもそも考える人もいなさそうな主題ですがここはひとつ白黒つけましょうかとはいえここでやり合っていても仕方ありませんからここは第三者かつ退屈そうにしている先生に判断を委ねましょうそうしましょう」
有無をいわさない態度だった。
陰原に先生のところまで引きずられる。
あいかわらず先生は鼻くそをほじっていた。本来ならこういうときに話しかけたくもないし、たぶんそれは陰原も同じなんだろうが、それでも白黒つけるほうが優先だといわんばかりに陰原は尋ねた。
「先生は先程のプレーを見ていたという前提で話を進めさせていただきますがあれは私たちのポイントしいてはこれ以上の続行は不可能だと判断し私たちの不戦勝ってことでいいですよねまた道徳だのマナーだの批判が一部から上がってるようですがスポーツにおいては何よりルールを優先されるべきであって多少のダーティーさがあったとしてもそれは看過される程度の問題だとみなされますよねどうか先生の至らぬ考えとやらをお聞かせ願います」
先生はごっそり取れた鼻くそをぴんと弾いて飛ばした。いや、汚ねーわ。
「がはは。陰原は必死だな。そんなにジュースおごってほしいのか!?」
「はぁ生徒の話にきちんと耳を傾けていたのでしょうかいまはジュースの件とはいっさい関係なくてとどのつまり先程の試合にどういった裁定が下されるのかお訊きしてるのですそれでもよくわからないとおっしゃるようであれば今日中に教員免許を剥奪あるいは返納されたほうがいいかと思いますよ」
「がはは。そいつぁ困るな。教師を辞めたら大好きな風俗にも通えなくなっちゃう。がはは」
いや風俗じゃなくて明日の飯の心配をしろよ。ていうか生徒、しかも女子がいる前で風俗の名前出すなよ。ほんとあんた教師失格だな。
それから、なくなっちゃう、だなんて可愛らしい言い方でオブラートに包んだって、俺の目はごまかせないからな。
先生は鼻くそを飛ばした。いや、まだあったのかよ。
「がはは。しょうがないな。先生もちゃんと仕事するか。どうジャッジするかだったな。がはは。そりゃあ先生の立場からすると、おまえらも棄権にせざるをえんだろうな。なんせスポーツマンシップに著しく反する行為だからな。一発レッドカードがまぁ妥当だろうな。がはは。陰原よ、残念だったな。がはは。ジュースをおごってもらえなくてな。がはは。がはは」
最後のほうがははが強すぎて何いってるかわからなかったが、とにかく俺らは失格ってことだろう。
まぁそうなるわなってかんじだったし、先生にしてはまともな判断だなと思った。これなら教員免許の剥奪・返納はまだ少し先延ばしになるかもしれんな。
陰原はというと。
主張もむなしく、失格を言い渡されたその場で、腰からへなへな~っと崩れ落ちていった。
「しょしょんなぁ~私のいちごオレがぁ~」
「いやほんとはジュース目当てだったんかい!」
意外なオチにも驚いたし、いちご・オレという意外な可愛さにも驚いた。
ともあれこうして幕を下ろしたのであった!
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