カクヨムの『ガイドライン』について考えてみた

 これは『カクヨム』を『ペットショップ』に、それを利用する『ユーザー』を『客』に例えてみただけの薄っぺらい話の第三弾です。


 本当は1話目で終える予定だったこの話。続編を希望するお客様の声に後押しされて、またしても調子に乗って書いてしまいました。


 今回は、ちょっとした問題作に仕上がってしまいましたが、『それでも良いよ』という方だけ、どうぞご覧になって下さい。



 タイトル『ワシントン条約』



カクヨム(店員)

「いらっしゃいませ〜、いつもありがとうございます。お客様、今日も『カメレオンのラッキー濃厚BL小説ちゃん』の抱っこ試し読みでいらっしゃいますか?」


ユーザー(客)

「いいえ、今日は抱っこ試し読みじゃないのよ。実はね、わたくしラッキー濃厚BL小説ちゃんをうちの子フォローにすることに決めたの。手続き相互フォローも、入会金ギフトの振込みも終わったから、早速、迎え閲覧にきたんだけど……」


カクヨム

「ついにご決断されたんですね! ありがとうございます〜」


ユーザー

「……でも、ちょっと変なの。いつもの場所作者の小説欄ラッキーちゃん濃厚BL小説名が居ないのよ……」


カクヨム

「おや? 変ですね? 少々お待ちください。バックヤードを確認『小説を探す』で検索してまいります」


…………(確認中検索中)…………


カクヨム

「お待たせいたしました。どうやらブリーダー作者様が『ワシントン条約違反』ガイドライン違反で行政指導を受けてしまったようで、ラッキーちゃん濃厚BL小説輸入元に送り返非表示設定にされてしまったそうです」


ユーザー

「なんですって!? それじゃあ、もう、ラッキーちゃん濃厚BL小説とは……」


カクヨム

「心配しなくても、ラッキーちゃんのような珍しいカメレオン人気作品は、正規の手続き修正作業を経た後に、ちゃんと戻ってく公開されると思いますよ?」


ユーザー

「そ、そうなの? それなら少しホッとしましたわ。でも、残念ですわ。せっかく入金ギフトも済ませて気合も入っていましたのに……」


カクヨム

「それなのですが、今朝、同じブリーダー様の手がけた新作が入ってきたばかりなんです! カメレオンマイルドBL小説の『スターちゃん』と言って、とっても可愛い子面白いですよ! 少し抱っこ試し読みしてみませんか?」


ユーザー

「いえ、今はとてもそんな気に……って、あら? ラッキーちゃんに似ていて、本当に可愛い面白いわ……」


カクヨム

「とてもお客様に懐いているようですね〜。もう、これは運命です! 是非、連れて帰ってあげてください!」


ユーザー

「そう、ね、……ええ! わたくし、この子を連れて帰りますわ!」


カクヨム

「毎度ありがとうございます〜♪ それではこちらにサイン作品フォローをお願いします〜。スターちゃんマイルドBL小説も嬉しそうですし、本当によかったです〜」


ユーザー

「うふふ。さあ、スターちゃん。ママと一緒に帰りましょうね〜♪」


?????(カメレオン)

ペロ、ペロン!はーい、ママ! (今度は『ワシントン条約違反』著しく性欲を刺激する表現にならないように注意しなくっちゃ! テヘペロ!)」



 ……

 …………

 はい、変幻自在のカメレオン『スターちゃん』の正体は大幅修正を終えた『元・ラッキーちゃん』でした。

 お帰りなさい♪ 


 ご意見、ご感想があればお気軽にお申し付け評価&メッセージ下さい。


 さて、次回は『多頭飼育崩壊』です! お楽しみに!!

 (予定は未定です!……が、ここまで言ってしまった手前、本当に書かなければならないかもしれません……)

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