3話目・訓練

朝日が気持ちいい。まじグットなモーニングだわ。

はは、ここがシスレーと名乗るやつの家じゃなければな。

はい、今日も今日とて誘拐みたいなことをされているシーヴァ・リーヴスです!!

よろしく!!



「おはよう。シーヴァくん。」


「おはようございます。イスカリオット先生。今日から訓練よろしくお願いします。」


「あぁ、よろしく。起きたばっかりで申し訳ないのだが、早速この洋服に着替えて、

庭に来てくれ。私は先に庭に行っているよ。」


「わかりました。」

手渡された洋服は、長袖で紺色のTシャツと動きやすそうな素材の黒い長ズボンだった。あと、胸甲と肩当ても渡された。

鎧まで渡すってことはかなり厳しい訓練をするのか…?

わからないけれども、着替えて庭に行くしかねー。


「よし、着替え終わった。」

で、玄関にある靴を…っとあれ?このブーツしかない。

これを履けってことなのか…?履いて行ってあいつがなにか言ったら変えればいっか。


「イスカリオット先生。来ました。」


「あぁ、ちゃんとそのブーツを履いてくれたんだね。」


「はい。自分の靴がなくて、このブーツがおいてあったので」


「良かった。さて、それじゃあ訓練を初めて行こうか。まず、君ができる魔法マジックの具現化を見せてくれ。」


ファイア

魔法学校で習う基本を応用してできる紫色の炎を出し矢の形にした。

これはまぁまぁな魔法マジックできちんと勉強していればできるようになるものだ。


「ふむふむ。これ以上の具現化もできるかい?できれば君が出せる最高のものを。」


烈火リージングファイア

さっきやったファイアの強いバージョンをだした。そして、黄緑色にした。

具現化は大きかったり強かったりするとそれだけ想像イメージに集中力が必要になる。また、それを元々の色ではなく別の色に変化させるとなるとこれもまた集中力が必要になる。これが俺ができる最高の魔法マジックだ。また、これが十秒以上集中力を保てるギリギリのラインでもある。


「ありがとう。もういいよ。君の実力はかなりのもののようだ。きっと魔法学校でも優秀だったのだろう。」


「そんなことはないです。魔法学校にはもっとすごいやつもいました。イスカリオットさん。どうして俺なんかを仲間に使用と考えたのですか?」


「確かに、君よりも強い人はたくさんいる。ただ、そういう人たちはだいたい国を守るために働かされている。しかも、無駄に国に対する忠誠心が強い。そんな奴らを仲間にするより君のようなを仲間にして強くするほうがいいと思ったんだ。」


「そうなんですね。」

凡俗は言い過ぎ何じゃないか?



「雑談はこれで終わりだ。訓練に入るぞ。まず、私と模擬戦もぎせんをしよう。全力でかかってきてくれ。」


「わかりました。」

最初の一発は無詠唱でいこう。狐火きつねび



「水のウォーターハンド。」



狐火がきえちゃったな。あれはオリジナルか…。

急いで打つためにはやっぱ詠唱だよな。

「狐火」

十個の狐火を出したがどうだ?


「水のウォーターハンド。」



冷静にたくさんの水の手で回避したか。狐火じゃ無理だな。

一気にいくか!!

烈火リージングファイア

これなら水の手で消せないはず。あいつは水の手以上の技を打つしかないだろう。


水禍すいか


これはやべぇ。俺じゃ無理だ。あらがって最後の切り札使うか…?でも魔力切れするよな…

もしくはあまり鍛えてない別属性つかうのか?ー最後の切り札だ。仕方がない。

隕石フォーリングスター!!」



「!潮煙しおけむり逆波さかなみ


やばい。あいつが攻撃してる。だがもう魔力と集中力が限界だ……

意識が飛びそうd………

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悪役の演じ方(仮) 3カメ @sankame

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