第14話ザマァ系主人公発見!

ー前回のあらすじー

元気いっぱいの中二病、朝貝栄一は作った七草粥を少女に食べさせる。

そして、少女がお粥を美味しそう?に食べる様子を見てほっこりした後、総トレント風呂に入れ、満足したまま眠りにつくのだった...。

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「ちょっと!起きてください!いつまで寝ているんですか!」


気持ちよく寝ている俺に少し甲高い声がかけられる。


「ん〜?オカン?ごめん、あと五分だけ〜......。」


「誰がオカンですかっ!?」


そんな他愛無いやり取りをしながら思う。


(あれっ?この子誰だっけ?)

え〜とっ、昨日はマーケットに行ったあと、奴隷商店へ行って.....。

....っそうだ!この子を買ったんだった。

ちなみに、アイという名前をつけたよ!邪眼の眼の部分を取ってアイって感じで!

それにしても、買われた次の日からこうも必死に仕事をこなしてくれるとは...。

さては優秀だなっ!


「んああ〜!ありがとさんっ!いい朝だね!」


外では太陽が空高く日を照らしていた。

ん?空高く?


「何言ってるんですか....。もう昼ですよ。」


はあっ!?もう昼!?

今日はギルドの仕事があったんだけど!

やべぇ!完全に遅刻だ!


「すまん!今日は仕事があるから出てくる!

基本的な仕事は掃除だけでいいから!あとご飯は適当におかゆ食べてて!」


「わ、分かりました気をつけてください!」


俺の必死の形相にすこし引いていたアイだったが、気を取り直してすぐに掃除に取り掛かっていた。



うむ!やはり優秀だな!





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「何が悪いかわかってんのか?」


「はい....。誠に申し訳ございません」


みんな〜!私は今、遅刻したことに対してめちゃくちゃ怒られています!

悪気はないのに.....,酷いよね!


「ハア.....、もういい、業務にもどれ。」


先輩職員がため息をつきながら促してきたので、渋々業務に戻ると....


「おいっ!テメエはこのパーティー《煉獄》から追放する!」


「そ、そんな....!僕だって頑張ったじゃないか!」


「はぁ!恩着せがましいんですけど!さっさと消えて!」


「まったくですわ。さっさと視界から外れてくださいまし!」




なんかザマァ系主人公がいるんですが。どうしよう?







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*あとがき*

読んでくださりありがとうございます!

「面白いッ!」「ザマァ系主人公!?」「先が気になる!」と感じた方はぜひレビューをください、励みになります!

最近は情緒不安定です。誰か助けてください。

設定10ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

冒険者パーティー《煉獄》はAランクパーティーです。

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