第44話 甘い囁き

サヤ「私たちに詳しい人物…ナラと…ヴィクトリアお姉様…でも、ナラは忙しいから無理ですよね。」




レド「そうだな…あとアンドレアか?あいつも忙しいが。」




色々と候補を挙げてみるも、どれも当てはまらなそうな人ばかり。




ゴドリック「しかし…調べるだけ調べてみないと、何も始まりませんからねぇ…」




レド「それなら、ヴィクトリアから聞き込みを開始しないか?それから周りの貴族たちに聞いて行く感じで…」




サヤ「そうしましょうか!何か動かないと、どんどん私たちのことが筒抜けになってしまいますからね!」




レドの案で行くことにした。




翌日から開始することにして、今日は就寝することにした。




ゴドリック「それでは…夜分に失礼いたしました…」




レド「教えてくれたこと、感謝するよ。」




そして、ゴドリックは自室に戻っていった。




サヤ「私も部屋に戻りますね…」




部屋から出ていこうとするサヤの手を掴む。




サヤ「?レド、どうしたのですか?」




レド「あ、いや…少し名残惜しくなっただけだよ…」




少し恥ずかしそうにそう言うレドに、サヤが甘い囁きをする。




サヤ「……一緒に寝ます?」




レド「意味わかってるか…?」




サヤ「ふふ…何を想像してるんですか!一緒に寝るだけですよ?」




少し挑発気味のサヤを、部屋に引き入れ押し倒す。




レド「こういうことだろ?」




サヤ「ちょっ…せめてベッドで…」




慌てるサヤにキスする。




レド「誘ったのは君だろ?覚悟してもらわないとな。」




お姫様抱っこでサヤをベッドまで連れて行く。




サヤ「降ろしてください!私が悪かったです!」




レド「何のことだか、さっぱりわからん。」

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人間不信は悪役令嬢を目指す~婚約者様に幸せになってほしいんです~ 月島ノン @tukisimanon

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