第4話 従者選定の意趣返し

 勇者を案じて無礼を承知で敢えて踏み込んできた兵士達と本来俺に会うためにやってきた神官達には、話は改めて明日にしようと提案して部屋を出ていってもらった。実際時間も時間なのと勇者の言葉だからか誰も反論しなかったのは助かった。


 ただ、ぞろぞろと出ていく前、注意と言うか窘めと言うか、職業柄なのかメガネの若い神官の一人が聖剣が床に落ちているのに目敏く気付いて飛び上がって慌てた様子でテーブルの上に置き、「勇者様、雑に扱わないで下さいよ」ってひまわりの種を口一杯に詰め込んだハムスターみたいな頬になった。


 多分、あの神官はオメガだ。何となくそう思う。


 男のオメガは見た目からして可愛らしいのとか美人なのが大半だからな。


 だが俺は、あの若手神官にオカン的な所帯臭さと言うか世話焼き気質を感じたな……と、まあそれはどうでもいいか。

 因みにオメガもアルファ同様に絶対数は少ない。魔族も含めた世界の大半はベータだからな。

 アルファもオメガも博物館にあるレアな宝石みたいな存在なんだとさ。

 そんなのと俺は遭遇して懐かれているわけだ。しかもいつもはベータっぽく何でもない風を装っている隠れアルファに。


 さて、静かになったところでと、俺は隠れアルファなウサギ獣人を見やった。今室内には先と同じく俺と彼の二人だけ。

 兵士達が入ってきてくれたおかげで彼は一旦俺から離れていた。


「おいあんた、とりあえず座れ」


 誰もいなくなったから念のため警戒しながらも促せば彼は素直に従った。


「っていや何で床!? それは座るんじゃなく跪くっつーんだよ! あーもうそこの椅子に座れよ椅子に。あと跪かれたって俺はあんたのマスターにはならん。そんなに仕える主人がほしいなら他当たってくれ」


 全く、常識的に座るのもできないのか獣人は? なわけないよな。彼が独特な感性の持ち主なだけだろう。


「ぼっ僕はあなた以外のマスターは要りません。他じゃ嫌です」


 彼は肩を竦めてイジイジしながらも素直に従って今度は普通に椅子に腰掛けた。聖剣が置かれたテーブルの椅子に。まあ促したのは俺だが警戒レベルは二段上げよう。

 俺はやや大袈裟に嘆息した。


「我が儘言うな。大体、誰かをって言うのじゃなくあんた自身があんたのマスターになってやれ。あんたの人生はあんただけのものなんだ。違うか?」

「……そんな風に言われたのは初めてです。素晴らしい考え方ですね。僕の人生は僕の……」


 借金などで無理矢理の隷属を余儀なくされるケースも多い獣人の彼には思いも付かない思考だったのか、感銘を受けたようなキラキラした目で俺を見る。おおわかってくれたか。


「ならやっばり是非、僕のマスターになって下さい! 僕の自由なら、僕はあなたに仕えたいんです」


 何かのコントみたいにガクッときた。

 嗚呼振り出しー。


「最早あなたが勇者で僕が従者だと、この神殿の既に多くの人に認識されてしまってますし、今更僕が勇者ですなんて訂正できません。どうかもう腹を括って下さい!」

「誰のせいだと思ってるんだっ」


 初めは助けになるかと従者呼ばわりした考えなしな俺が悪いが、それ以降は全部この獣人男のせいだろ。

 もう簡単には逃げられなくなった。

 勇者誕生だと夜中なのに喜びに沸き起きてきた神官達が予想外の多さだったせいで、一緒に駆け付けてくれた兵士達と合わせて望まずも大勢の人間に俺の顔が知られるところとなったからだ。

 しかしながらそうなってしまったものは仕方がない。その上で彼の言及には考えるべく部分もある。


「逃げても神殿で勇者を騙った少年としてかえって追われる可能性が高い、か」

「そうですその通りです!」

「……」


 喜々として賛同するなっと内心で拳を握る俺は何とか堪えた。感情的になるだけさっきのようにこの男のペースになるだけだろう。


「はあ、一先ずはお互いに体を休めようぜ」

「あっ温め合おうぜ!?」

「や・す・め・よ・う・ぜ! ったくどこに耳付いてんだ、ってあー頭か。はあ、無駄に疲れたから話は明日にしたい。そこの聖剣を持ってあんたの部屋に帰ってくれ、な?」

「それはマスター命令ですか? そうじゃないなら、今夜はここに居たいです」

「は……?」

「マスター命令でしたら大人しく従います」

「……」


 彼は言うに事欠いて期待と言うか意味深な眼差しを向けてきた。どちらに転んでも彼には利のある問いかけに、俺の内心ではヒタキ怪獣がギャースと大きな火を噴いていた。

 聖剣の間でされたような残酷で惨めな扱いを文句も言わずに受け入れるところがある反面、何か一つでも収穫がないうちは頑固にも梃子でも動かないって質だろこの男。

 ぶっちゃけ、夜間に人の寝所に侵入とか無茶苦茶やってくるような相手を説得できるとか論破できる気がしなかった。


「…………くっ、マ、マスター命令……っだ!」

「わかりましたっ、マスター!!」


 されど、穏やかな夜を手に入れた代償は、余りにも大きかった。

 





「ささ、勇者様どうぞこの中からお好きに従者をお選び下さいませ。戦闘能力にもはたまた家事全般やサバイバル術にも長けた者達を選りすぐりましたので、どの者でも相違なくあなた様をサポートできるかと。魔王を倒す旅路では諸々のお世話をする従者が一人では決して足りませぬ。勇者様に万全な状態で魔族と戦って頂けるように少なくともあと三人は追加なさるのが宜しいでしょう」


 もふもふとはまた違った具合にもっさりした白髭に、地毛なのか白いブロッコリーいや、カリフラワーみたいな白髪をした独特な見た目のしわくちゃ長老神官は、ずるずると神官服の裾を引きずって俺の正面に歩み寄る。えーあのー偉い神官様なのに裾直しもしてもらえないのですかー?

 そんなカリフラワー老神官は俺へ大きな期待の目を向けてくる。その眼差しにどこか得意気な色も見えるのは別に錯覚でも何でもない。

 好々爺然としていた彼はここではっとして付け足すように口を開いた。


「無論、彼らを思う存分もっふもっふして頂いて構いませぬ。彼らの耳や尻尾はそのために入念なトリートメントもしてありますし、彼ら自身でもそのやり方を心得ています。きっと勇者様の旅に至福の時をもたらしてくれる事でしょうふぉふぉふぉふぉ~」


 おいほんのり頬を染めて言うの何かやめろっ。獣人達も照れ臭そうにすんなっ。


「…………ひゃひゃひゃひゃ~、お気遣いどうも」


 辛うじて笑みを張り付ける俺は俺の滞在している部屋に連れて来られ目の前にずらりと並ばされた二十人程の獣人達を見渡した。因みに部屋は広いから全く支障はない。

 老神官の言葉の通り確かに誰も彼も見事な毛並みだが……って違う違う論点はそこじゃない。


 俺が神殿に滞在してもうかれこれ一週間になる。


 それは即ち勇者だと勘違いされての一週間でもある。


 俺は結局、予想通りだが、トンズラできなかった。


 しかも不本意にもオレンジ髪ウサギ獣人のせいで、まるで俺が喜々として彼をもふろうとしていたなんてデマまでが広まってしまっている。理不尽っ。

 確かにもふる発言はしたが、あれは彼を遠ざけるための脅しのようなものだったのに裏目に出た。だって地球で俺が読んでいた漫画とかだと耳や尻尾をもふられるのを嫌がる獣人って割と多かった。力が抜ける~んってな弱点の場合もあったし。特別な相手だけにもふらせるって展開もあった。

 俺達は会ったばっかで特別もくそもないから最後のは絶対ないだろ。おそらくこの世界の獣人はもふられるのに大した抵抗はないんだろう。魔王睡眠学習にもその項目はなかったから推察するとの話だが。

 それはそれとして、俺は皆に主張したい。あの時のは全くの誤解なんだーっと。

 だがしかし、一応言うと本音ではもふもふしたくないわけでもない。したいなあもふもふーっ!


 と、そこはさておき、不本意にも勇者に担ぎ上げられた俺は、ウサギ獣人と聖剣と共にここグロバール国の中央神殿にいなければならなくなった。


 人間の誰かと魔王討伐パーティーを結成するために。


 はあああん冗談じゃないんだが!? 勇者って嘘をつかされているだけでも劇場型詐欺に加担しているようで心苦しいってのに、傍に人を置けだとおう!?


 しかしここでの生活は恐ろしく快適だった。料理は三ツ星だし、風呂なんてまさに最高級のスパだよスパ! トンズラできなかったとは言ったがそもそも逃げようって気持ちが半日で萎える場所なんだよここはっ。地球じゃ人を駄目にするクッションなんてあったが、ここは神殿のくせに人を堕落させる。

 よりにもよって権威のある中央神殿の連中に顔が周知されたんだし、もうなるようになれって投げやり感も半分くらいはあったがな。

 ただ一つ声高に言ってやりたいのは、世界的に優れた神官達の集まりなのに魔王たる俺の正体に気付けないのは果たして大丈夫なのかーって点だ。なあマジにいいのかそれで!?

 しかしまあ、俺の魔王臭隠匿能力が彼らよりも上だからだろうと鼻高々に納得する事にしたよ。とは言え気付かれても面倒だからこれでよし。


 時々、オカン(仮)な若手オメガ(仮)神官からじっと見つめられて、まさか彼だけは俺の正体に気付いているのかと少しヒヤリとしていたが。

 故に神殿での生活中はなるべく彼を避けた。

 俺のためと、彼のためでもある。

 これは俺の性なのかもしれないが、あの神官はどう見ても普通に人間でしかも獣人でもないのに、でっかいハムスターみたいだからうっかり可愛いなお前ーってわしゃわしゃ撫でるのを防止する側面もあった。

 たぶん歳も俺より少し下だろうから弟を溺愛する兄みたいな感覚で接したらアウトだろ。セクハラーッて訴えられる。


 そうして超好待遇で過ごして待つ事一週間。ようやく神殿側で従者候補を見繕って俺の前に連れてきたってわけだ。


 勇者パーティーは人間代表も同然だから従者にしても世界各地から優秀な候補者を集めてくる。

 人間軍はすぐに勇者を戦いに赴かせないとならないような極めて劣勢な戦況にはないから、人員選定にもある程度の時間を割ける、それはわかる。


 だが、何故だ。


 どうして全員――ウサギ獣人なんだっ!!


 勇者はウサギ獣人がお好きらしいぞって噂が流れているのは本人たる俺も把握している。だからって偏って集め過ぎだ。

 それに俺はウサギだけじゃない。他の種類の獣人だって見たいし好きだ。猫とか狐とか虎の獣人だっていいもふもふを持っているに違いない。


 それもこれも、全部あのオレンジ頭ウサギ獣人――ブイのせいだ。


 そうそう、彼は自らをブイと名乗った。


 それもただのブイ。獣人の中には苗字に当たるものを持たない者も少なくない。ブイ達家族もそうらしく、ブイはブイって名前しかないんだと。

 だから対抗してってわけじゃないが、俺は俺でヒタキってだけ教えた。

 聞き慣れない響きのフルネームはもしや異世界から召喚された奴かもって思われ、あれそういや魔王軍じゃ異世界から新魔王を召喚してたよな、じゃあもしかしてこいつって魔王かも……と名探偵ばりには的中しないとは思うが、正体を疑われ最悪突き止められる可能性はゼロじゃない。少しでもリスクがあるなら気を付けておいて損はない。


 お歳のせいなのか全体的に動きがスローなカリフラワー長老神官がにこやかな顔を俺へと向けてくる。


「勇者様、早速一人一人近くで見てもふってみては? それに何人お連れになられても構いません。たとえ全員でもふぉふぉふぉ」

「ひゃひゃひゃ、考えてみるよ……」


 全員、と長老神官が言った時、候補者達の目がきらりと輝いた。勇者パーティーに加われる事は世の冒険者の誉れだが、とりわけ世間から白い目で見られる方が多い獣人にとってはその名誉や喜びは段違いなのかもしれない。

 ただ、この場の獣人達はとても恵まれている。ブイと違って。

 こうして勇者パーティーに推挙されるエリート人材に育っているんだからな。獣人の中でも極めて一握りの存在だ。


「ところで勇者様」

「何だ?」


 促されても返事だけで中々吟味しようとしない俺に焦れたのかもしれないが、さすがは長老なだけ生きている忍耐力なのか急かしてはこなかった。その代わりにかじっと俺の顔を見つめてきた。


「少々寝不足なのではありませんか? 目の下に薄らクマがございますが」

「あー、まあ少し」


 誰かさんのせいでなー。

 俺は他のウサギ獣人達に遠慮してか壁際に控えている誰かさんへと視線を向けた。


 ここ一週間、俺をマスターと呼んで止まないブイに。


 既に彼が俺の従者なのも知れ渡っている。

 こっちを見ていたらしいブイは俺のジト目と目が合うと嬉しそうににこーっとした。

 おいこら俺が寝不足と言われているここで笑うとかやっぱり彼は食わせ者だな。俺に迷惑をかけている自覚とか罪悪感はないのか? ええ?


 俺の寝不足はブイが夜に部屋に侵入してくるからだってのに。


 しかも必ず聖剣を持って!


 勇者だと思われている昼間は聖剣を近くに置くのは仕方がないとして、夜寝ている間くらいは傍に置きたくないからと、俺は本当の所有者たる彼に聖剣の保管を頼んでいた。だがしかし、俺のとこに来るにあたり自分の部屋に残しておくのは盗まれる心配があるからと持参する。


 いやさ、部屋にも来るなって話だが、そこは何度言っても聞き入れない。


 マスター命令だって言ってんのに、結局は命令を破る。


 こっそりと。


 ホントさ、俺にバレたら絶対怒られると思ってこ~~~~っそり忍び込んでくるんだよ。そこはバルコニーからだったり廊下側の入口だったり、天井裏からだったりバルコニーみたいに足場のある所ですらない窓からだったりとバリエーションが豊かで俺に飽きさせない。そんな無駄に細やかな気配りは要らんっ。

 俺に気取られている時点でもうこっそりでもないんだから忍び込むのを諦めたらいいのにな。


 俺は冗談抜きに気付いたら寝首を掻かれてあの世にいましたってオチでも全く不思議じゃない状況下にいるってわけだ。


 極度の緊張と警戒からおちおち眠ってもいられず、こんなクマ持ちの状態になっている。今だって眠いのを堪えているんだ。


 いっその事、大勢の人の目がある今なら安全に眠れるんじゃないか? よし、背に腹は代えられない。


「カリフラワ、ああいや神官長、たとえ全員だろうと何人だろうと共に旅に出るなら俺としては寝ている間もストレスを感じないかを確かめたい。健全な眠りこそがどんな苛酷な状況下であれ勇者能力を最大限発揮できる心身を作るだろうからな」

「それは尤もですな。して、どのようにチェックするのでしょう?」

「簡単な話だ。俺が今から寝るから、こっちから起きるまで起こさないでくれ。その間は候補者皆でこの部屋を自由に使って寛いでいてくれて構わない。とにかく何人かは必ずこの部屋に居てくれさえすればいい」

「え、そのような事で宜しいのですか?」

「ああ、身の回りの世話をしてくれる従者が俺にとって空気のように自然に感じられないなら、かえっていない方が好ましい。それには気楽に寝ていられるかを実証実験するのが一番簡単な方法だろう?」


 カリフラワー神官はなるほどと頷いた。従者能力が拮抗しているなら後はフィーリングってわけだと勝手に納得してくれたようだ。白いもさもさ髭を扱いて候補者達を見やった。


「皆よ、勇者様からこのように提案を受けたが、異論はないな?」


 誰も否やの声を上げなかった。


 ブイだけは「マスターの裏切り者!」と言わんばかりの眼差しだったが。ここずっと彼は自分以外の従者は必要ないって主張していたからなあ。

 そう主張されて俺はならあんたも必要ないって一度言い返した事があったが、酷く泣きそうにショック顔をされて逆に気まずかったからもう言わないようにはしていた。

 ブイから顔を逸らして候補者と神官に目をやる。


「じゃあ皆ごゆっくり。お休み」


 そのまま俺はふかふかベッドに潜り込む。


 ピロピロリーン。連城ヒタキは熟睡一回を手に入れた。


 勇者の心得を学ばされるレクチャーを取りやめてたっぷり夕方までした昼寝から目覚めるまで、候補者達は誰一人欠ける事なく部屋に留まっていたそうだった。


 はあ~~整った、と解消された寝不足にスッキリした気分で背伸びをしていたら、ふと拗ねたような顔で俺を見ていたブイと目が合った。


 反射的なのかピコンと両耳を張った彼は俺の第一従者は自分だーっと見せつけるみたいに即座にベッド脇に参上して膝を突く。


「おはようございますマスター、お水をどうぞ」


 うむ、寝起きには水分だよな。俺は偉そうにコップを受け取りながらその実苦笑しそうになった。そんな不安そうな顔するなよ。


 ――俺は初めからこの中の誰も選ぶつもりはないんだ。


 悪いとは思わない。こっちは一言だってパーティーメンバー募集してなんて頼んでいないんだ。

 むしろ必要ないって滞在二日目で一度ハッキリ意思表示した。

 それをスッパリ無視した神殿連中に気を遣ってやる義理はない。従者であれ誰かとパーティーを組む気なんてさらさらないんだよ。

 とは言え、ゴリゴリ押し付けてくるつもりなら逃亡を強行する。幸いまだ神殿連中やここの兵士達以外にはほとんど俺の顔は知られていない。


 世界に広く顔を知られると魔王軍から暗殺者を送り込まれかねないって仄めかしたら、俺の特に容姿に関する情報はトップシークレット扱いになった。


 人間社会で黒い髪や瞳は別段珍しくもないが何しろ五十年ぶりの勇者誕生だ、慎重になって悪い事はないだろうとの判断らしい。そこは俺に有利に働いた。


「ふむ、美味な水であった。ところで、あんたの同僚にするならこの中の誰がいい?」

「え……」

「男でも女でも、ブイの気に入った者を選ぼうって思ってさ」


 案の定ブイは焦ったようにして言葉に詰まった。誰も選びたくないのはわかっている。俺も実際ブイが不承不承と誰かを選んでも却下するだろう。

 だがな、散々心労をかけられたお返しだ、まだそうとは言ってやらない。

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