第23話 盗聴を確認する②
※今作はフィクションなので罪悪感なく盗聴してますが、現実ではやらないでね。
俺は今、自室で光が盗聴してくれた内容を彼女と共に確認中だ。女子3人が貸し切り温泉で話した・やったことがしっかり聴き取れる。
光の声掛けにより、静ちゃんと紗香ちゃんがスクール水着を脱ぎに脱衣所に戻って行った。本当の百合はここからだ!
…扉が開く音が聴こえた。脱衣所と浴室を繋ぐ扉だな。
光『静ちゃん、下の毛無いね~。紗香ちゃんは伸びかけで良い感じ♪」
静『そんな事、声に出して言わないでよ…』
光が声に出して言ったのは、俺に知らせるためだ。気が利く最高の妹だよ。
…その後、入水する音が聴こえた。2人が湯船に入ったな。
光『静ちゃんが裸になってくれたから、バストアップマッサージは次の段階に進むよ。…良いかな?』
静『次の段階って何?』
光『えっとね…。湯船のふちに座って脚を広げてくれるかな?』
静『良いけど…』
それからすぐ、水の中を移動するような音がした。
静『光ちゃん。脚と脚の間に入って何がしたいの?』
光『もちろんマッサージのためだよ? 紗香ちゃんもこっち来て』
紗香『わかった!』
湯船のふちに座った静ちゃんは、中にいる2人より高い位置にいるよな? その状態で彼女の脚と脚の間にいるって事は…。
紗香『へぇ~。ここって、こうなってたんだ~』
静『光ちゃん。恥ずかしすぎるよ…』
きっと今の静ちゃんは、顔から火が出るくらい真っ赤だろうな。
光『今は私達しかいないから安心して。それに、後で私もそうするから』
紗香『それで何をする気なの~?』
光『そ・れ・は…』
静『ひゃあ!?』
静ちゃんが急に驚きの声を上げた。光は何をしたんだ?
静『何でそんなところ舐めるの!?』
光『マッサージの一環だよ? マッサージは血の巡りが大切なの。だから上と下両方をほぐさないとね』
静『だからって…』
光『みんなでやり合えば恥ずかしくないから♪ 紗香ちゃんよく観ててね』
紗香『うん!』
その後、俺の盗聴器は嫌らしい音を拾うようになる。言うまでもなく、そういう事があの貸し切り温泉内で行われたのだ。そして…。
静『わたし、もうダメ…』
これだけ聴けばある程度想像できるが、やはり映像として観たいぞ…。
光『次は紗香ちゃんの番だよ♪』
紗香『ねぇ、お姉ちゃん。さっきの気持ち良かった?』
静『すごく…気持ち良かったよ…』
紗香『だったらあたしもやってもらう!』
入水の音とかで察するに、姉妹が立ち位置を交代させたな。
光『紗香ちゃんには、〇戯のコツも一緒に教えてあげるからね♪』
紗香『お願い!』
紗香ちゃんにやって大丈夫か? ちょっと刺激が強いんじゃ…?
紗香『やっぱ、自分でやっても気持ち良くならないね♡』
彼女の声のトーンがいつもと違う。効果はてきめんっぽいな。
光『これからは私がやってあげるから、いつでも言ってね』
紗香『うん…♡』
意外にも静ちゃんが止めないな。光の百合テクに夢中になってて、それどころじゃないかも?
紗香『すごく気持ち良いよ~♡』
それからも、紗香ちゃんは気持ち良さそうな声を上げ続けた。俺だけでなく姉妹も虜にするとは、光のポテンシャルは半端ないな!
会話や音で、大体の流れがわかる。今度は光がマッサージされるみたいだ。姉妹はうまくやれるかな?
静『えーと、確かここをいじって…』
紗香『もうちょい上じゃなかった?』
悪戦苦闘してるな。初めての責めだし、うまくはいかないか…。
光『お兄ちゃん以外の人に責められるのは初めてだからゾクゾクしちゃう♡』
静『照さんと光ちゃんって、そこまでやってるの?』
光『やってるよ~。兄妹を超えた関係なの、私達♡』
紗香『それも観てみたいな~』
光『帰ったらお兄ちゃんに訊いてみるね』
紗香『そうして!』
俺はもちろんOKだ。それを見せることで、しばらく後回しにしていた静ちゃんの“男慣れ”が完了する…はず。
光のレクチャーを受けながら、静ちゃんと紗香ちゃんは頑張って責めた感じだ。その頑張りもあって、光もエロい声を上げたのだった…。
3人全員気持ち良くなった後、光は「もうちょっとここにゆっくりしてるから、2人は先に出て良いよ」と言って、先に浴室を出るよう仕向けた。
その言葉の後に、盗聴器の電源は切られる…。
「お兄ちゃん、どうだった?」
光が盗聴の感想を聴いてくる。
「最高以外の言葉が見つからないぞ。協力してくれてありがとな」
俺は光の頭を撫でる。
「えへへ♪」
彼女の緩んだ表情は最高に萌える!
「それで光、兄妹を超えた関係についてだが…」
「うん…」
「俺はもちろんOKだ! あの2人にラブラブなところを観てもらおう!」
「そうだね♡」
後は日程を決めないと。静ちゃんと紗香ちゃんの反応が楽しみだ!
―――次回、いよいよ最終回!―――
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