お兄ちゃんと危険なお風呂

「――でも、トモちゃんは男の子かぁ。もし女の子だったら今頃ここはグチョグチョに濡れてるしね?」


『ひゃあっ!!』


 友葵の股間を触ると、弟はビクッと反応をしながら声をあげた。どうやら弟の体は、前よりも快感を覚えたようだ。前を触っただけでも直ぐに反応するようになった。



 フフフッ。可愛いね友葵。

 お風呂でそんな厭らしい格好を見せながら悶えちゃって。



 お兄ちゃん、ますます悪戯したくなるよ。




「トモちゃんのゾウさん可愛いね。もっといっぱい触ってあげようか?」


「うえっぐ……ひっぐ、やっ……やらぁ……! トモちゃんのゾウさん触らなっ……うえっぐ…うえっぐ……」


 友葵は泣きながら訴えてきたが、泣くともっと苛めたくなるのが人間のサガだった。あることを思いつくと、弟の小さな性器を後ろから触ることを止めた。


「わかったよ。じゃあ、お兄ちゃんは触らないからトモちゃんが見せてよ?」


「なっ、なにを……?」


「やだなぁ、決まってるじゃん。オナニーだよ。トモちゃんの厭らしいオナニー姿をみたら触るのやめてあげる」


「やっ……! そんな、トモちゃんできないよぉっ……!」


「何で? この前お兄ちゃんに見せてくれたじゃん。やらないとトモちゃんに、今より恥ずかしいことをさせちゃうよ?」


「や、やらぁ! トモちゃんできないっ!!」


 弟は半泣きしながら首を横に振って駄々をこねた。しかし、俺はそんな嫌がる弟を力づくで言うことを聞かせた。





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る