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その後……
家に帰った俺は、庭の隅に積み上げた石に、手を合わせた。
昔飼っていた猫のみぃちゃんのお墓だ。
みぃちゃんは猫なのに、俺の好みを分かっていたんだな。
それで、かわいい幽霊を俺に紹介してくれたんだな。
死んでもなお、飼い主のことを気にかけてくれるなんて……
ユリ、ありがとう。
みぃちゃん、ありがとう。
＜ 了 ＞
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