第二章 深森の淫魔 編
第5話
深い森の中を進んで行くと朽ちた墓場見たいな所についた。
何かこう、薄ピンク色の顔が複薄ある亡霊がいるんだけど…この《
何で《
キンキンとした喧しい叫び声を上げる《
折角手に入れたのにコイツら毒意味無いから《吐息:瘴毒》が余り効かないんだよね。毒じゃなくて瘴毒だから無効ではないけど。
それはそれとして……何と言うか、こいつら弱く無い?
数だけは多いから不眠不休でさっきからずっと戦っているけど信じられないほど弱いと言うか…魔法は使わないのか?
《
と言うか耐久だけは高い癖に数だけは多いの本気でやめろ。強い弱いじゃなくて只管うざい。
正直私は魔石が勿体なから未だに戦ってるだけで、止めようと思えばいつでも止めれる。ぶっちゃけこいつ地縛霊か何なのか此処に封印ぽい感じで縛られてるから逃げたらそれで終わりなんだよな…勿体ないから殺すけど。
それにしても《
終わった…やっと終わった…魔石拾うのが多すぎて面倒くさいけど頑張って拾う。
…食うか〜…まっず。
魔法は—《擬態》と《邪眼:妊娠》………《邪眼:妊娠》?
???もしかして効かなかったのって私が♂だからか?
何と言うか女性側からしたら地獄みたいな魔法だな。
この世界がゲームなら間違いなく18禁の陵辱系エロゲーだろう。
パッシブじゃなくてアクティブだったのが唯一の救いか…パッシブだったら魔力が勿体なすぎる。
…それにしても眠たくなってきたような?
……いや…まさか…これは…
…魔素が400/400になってる…進化か。
おはよう…取り敢えずステータス。
______________________________________________
《
[魔素:400/800]
[魔力:44/80]
【魔法:種族】
《強耐性:物闇光:P10》《両棲:P1》《幽気纏:P1》《全域強化:月光:P1》
《吐息:瘴淫毒:A5》《剛力:P1》《
《幻惑:A2》《
【魔法:捕食】
《執念:P1》《再生:P2》《
《適応:瘴気P1》《擬態:A1》《邪眼:妊娠:A15》
【魔法:固有】
《自己管理:PA1》
〈称号〉
〈
▼
《
二足歩行の獣の様な下半身と女性の様な上半身を持つがこの時点では性別は存在しない。生殖器官が存在しない為幻惑と蠱惑の魔法で幻覚を見せ発情させて
冒険者ギルドでは危険度をk:Eに認定しているがこの個体は異常個体では無いものの特異個体である為極めて危険。
この個体の実際の危険度はk:C+相当。
通常の《
《危険度:k:C+》
______________________________________
今私竜と見つめ合っているんだがどんな顔すればいいと思う?
誰かいるなら教えて欲しい。
_______
___
tips:《
嘗て人類魔族問わず多大な被害を齎した危険度jの魔物、
その分裂体。
本来は極めて高い耐久能力と霊体特有の逃走能力が
合わさって無差別に妊娠させる厄災だったが、
苦難の果てに封印され、強制的に下位存在を生成させ続ける
事で弱体化された。
攻撃能力を一切持たない上男性に対する対抗手段が皆無だが
《
倒す事ができなかった。
長い時の果てに何故かガンメタ性能をもつトカゲと遭遇した為
ついに消滅した。尚分裂体でも危険度t相当である。
_____________________
追記
新作の『▶️まおうがあらわれた!!』も読んで貰えると幸いです。
恐らく『悪辣なるレプティリアン』を面白いと思ってもらってる方は
楽しめると思います。同じくダークファンタジーものです。
最後にタイトルの『レプティリアン』の定義を作者は爬虫類的要素と
人間要素を保持している事としているので。
サキュバスでも問題はないです。安心してください。
悪辣なるレプティリアン 南瓜の王冠 @pumpkinthecrown
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