第4話
う〜む、まあまずは恒例のステータス確認と行こうか。
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《
[魔素:200/400]
[魔力:25/40]
【魔法:種族】
《耐性:物闇光:P5》《両棲:P1》《幽気纏:P1》《全域強化:月光:P1》
《吐息:瘴毒:A3》《剛力:P1》《
【魔法:捕食】
《執念:P1》《再生:P2》《
《適応:瘴気P1》
【魔法:固有】
《自己管理:PA1》
〈称号〉
〈
▼
《
系統の最上位に至ったのでこれ以上の成長を望むなら新たな系譜に至るしか無い。
《危険度:k:B−》
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取り敢えずこの集落を滅ぼした冒険者?が帰って来るかもしれないし離れるべきだろうな…とは言えコレといった目標が無いんだよなぁ。
正直進化だって本能に流されるままにやっている、なので別にそこまで進化したい訳じゃ無い。
とは言え力があって困るもんでも無いし引き続き進化を目指すが新たな系譜に至る方法はちょっと思いつかないが気づいたら何か良い感じに進化するんじゃ無いだろうか?正直気にするのも面倒くさい。
なら何がしたいのか考えると、本能的には繁殖がしたい。そして私個人としては…温泉入りてぇなぁ。
うん、旅の最終目標は温泉にしよっか。
こう、目標がないとグダからね。建前は大事、やらなきゃいけないって気持ちに成るから。
さて、目標も決まったしステータスの詳細といこうか…とは言え見て判るのの確認とか面倒くさいので《全域強化:月光》と《
《全域強化:月光》は月の光を浴びている間は全てが強化される魔法だね。因みに強化倍率もかなり高いし全てと言うだけあって精力とかも上がる。
で、《
取り敢えず向かう先は森の奥地、山岳地帯の方にした。
武器は如何しようかと思ったけどこの骨のサーベル多分今の私が使うと折れるんだよな…置いていくか、特に思い入れもないし。食料は現地調達で何とかなると信じたい所さん。
死ぬ時は死ぬとは言え好き好んで死にたい訳じゃないし(強いて言うほど生きたいかと聞かれるとそうでも無いけど)出来るだけ安全第一でいこう…何をすれば安全なのかは判らないけど。
湿地帯近くの森林の地面は結構泥濘んでるけど奥に向かうほど固くしっかりとした足場になっていく…何方の地形が得意と言う訳でも無いが正直沼地の方が動き慣れてるのは否定しない。
まあ、パフォーマンスが変わる程じゃ無いし気にしなくても良いだろう。
進んで行く中で木に生えている果実の内食っても大丈夫そうなのを食っていく…正直半ば勘で選んでいるが今の所問題も起きてないし大丈夫だろう、ダメだとしても未来の私が何とかしてくれると信じている。
樹木の色が薄茶色から黒色に葉っぱの色が鮮やかな黄緑から深緑になってきた頃日差しがかなり沈んできた、途中結構な魔物を倒したが闇属性の魔石じゃなかったので全部放棄してきた。勿体無い気もするが要らないものは普通に要らない。
そろそろ何かあると良いだが。
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tips:固有魔法
文字通り固有の魔法。
特定の所持者以外に同じ魔法を習得する事は不可能。
強力なモノもあれば微妙なモノも多い。
主人公の《自己管理》は結構強力部類。
基本的に鑑定方法が神殿で祈る以外ないのでかんり便利な魔法。
副次的効果として主人公の前世の記憶を蘇らせたのもこの魔法。
何らか神が与えた魔法とかでは無く普通に主人公が産まれながらにして、
保有していた固有魔法。
何気に精神攻撃に対する防壁的な効果もある。
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