第21話 ピックフェイス
逃げる子供達、その中にも
「廊下に血が滴ってるね、これはひどい、
すると
「血で滑って転ぶなよ、とりあえず2階へ行こうか」
階段付近に来た時にそこで看護師見習いの金髪ギャルの
「よかった。まだ生きててくれて。ケガはないようだね」
「
いつの間にか
「そうだな、しかし化け物がどこにいるのか、わからない以上うかつに動けないな」
「この3階、、向こうで
「なんだって、いま
「危ないよう、神田っち、一緒に行こう」
「いや、ここで
残った
上の階から怒鳴り声が聞こえた。
「来るなーーーー」
怯える子供達。
いま2階へと降りたところで、ペタペタと足跡が聞こえる。
緊張が走る。
・・・
降りた二階のすみにいた。ソレはいたのだ。
よつんばで動くソレの顔は
ソレにも気がつかれてないようだ。
固まる一同。
しかし、一番後ろにいた
押された少年が驚いたからか、大きな声が出てしまう。
「おぃ押すな、危ない」
奥にいたよつんばの化け物は反応して、
豚のようなフォルムをした
突進に気がついて
「私の後ろから離れて!!」
急いで離れる子供達。
——ガン!ボキッ
それはほんの数秒の出来事だった、、、
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