第18話 噂話の真相

必死に見た事を伝えるえんじだが中川なかがわ

寝ぼけて夢でも見たんじゃないかと疑いながらも最後まで聞いた。


中川なかがわえんじの目を見ながら

「本当に見たのか、人が黒い影?に飲み込まれるように消えたってのは」

「はい、残ったのは黒い人の跡でした」

「ん-、こればかりは見ないと信じれないがえんじ君が嘘をつくわけはないだろうし、、しあん君たちも瞬間は見てないにせよ、男の人が消えたの話はしてるからねぇ」

「僕は見ました!嘘じゃないです!」


もえぎが口をはさむ

「あのおっさんは、あと消える前に動かなくなったねー、頭叩かれて亡くなっちゃったんかーな」

「死亡してから、消えるってのは関係あるかも知れませんね」

鴨下かもしたが答えた。続けて、鴨下かもしたが話す。

えんじ君達の話だと塔から赤い光を見たってのも気になりますね。あの時、蒲田で被災した時、空は赤く燃えてましたよね、これも関係あるかと。」


中川が返事をする。

「そうだな、この事を頭に入れて活動していこうか」

「はい、わかりました」



探索を終えたえんじ達は疲れて、この日は食事もせずに寝た。



それからしばらくは、外周を散歩したり教室で遊んだり、時間を潰す3人。


中川達・調査メンバーは捜索と情報収集をする。

新しい避難者も増えてきた。


すると城南学校に噂が流れるようになる。


中川なかがわの元へ、報告が上がってくる。

死体が消える事、日本政府の対応、なぞの光。





そうして、半年が経過していった。




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