概要
『イリーナ俺の目を見ろ』『む、無理です!』結婚から始まる波乱の新生活!
大陸の中央に位置するグランウェル王国は、北を高山、南を〈魔樹海〉に挟まれている。
異国から侵攻されたことがほとんどない代わりに、人や家畜を襲う魔獣と戦って来た歴史は長い。
古来から異能を持つ者を取り立て、やがて魔獣討伐専門の騎士団を創設した────それが、羽ばたく白鷲の旗を掲げた〈白鷲騎士団〉だ。
白鷲騎士団の救護助手イリーナには、人に言えない秘密がある。
彼女は、使い方次第で善にも悪にもなる、魅了眼の持ち主なのだ。
「魅了眼のことは誰にも話してはいけない」「命の危険があるとき以外は力を使ってはいけない」
亡き母と交わした約束を守る為、彼女は十年間、魔力なしを装い、長い前髪で顔の半分を隠し、人と目を合わせることをひたすら避けてきた。
そんな対人恐怖症気味のイリーナ(18
異国から侵攻されたことがほとんどない代わりに、人や家畜を襲う魔獣と戦って来た歴史は長い。
古来から異能を持つ者を取り立て、やがて魔獣討伐専門の騎士団を創設した────それが、羽ばたく白鷲の旗を掲げた〈白鷲騎士団〉だ。
白鷲騎士団の救護助手イリーナには、人に言えない秘密がある。
彼女は、使い方次第で善にも悪にもなる、魅了眼の持ち主なのだ。
「魅了眼のことは誰にも話してはいけない」「命の危険があるとき以外は力を使ってはいけない」
亡き母と交わした約束を守る為、彼女は十年間、魔力なしを装い、長い前髪で顔の半分を隠し、人と目を合わせることをひたすら避けてきた。
そんな対人恐怖症気味のイリーナ(18
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!口下手な騎士団長と対人恐怖症の魔女のじれじれな結婚生活のはじまり!
自身の魔力を隠していたイリーナは、誰ともまともに目を合わせることもできない対人恐怖症の女性。
ある日突然、父親の借金を肩代わりしてくれた代償に、相手が誰かも分からずに結婚することに。
ところがどっこい、その相手は密かに憧れていた騎士団長のゼノン閣下! イリーナの「ひぇええ」な結婚生活が、ここから突然始まります。
不器用な二人のじれじれな恋は、時におかしく、時に甘く、二人の距離が縮むにつれて幸せがぽつぽつと増えていくような感じです。
でも、その一方で、国がかかえる問題にイリーナも深く関わらざるを得ない状況となっていきます。
結婚をきっかけに、動き始める運命の歯車。大きな物語の序章とも言え…続きを読む - ★★★ Excellent!!!口下手夫婦がもどかしい!
騎士団の救護助手として働いている主人公・イリーナは、相手を自由に従わせることができる魅了眼の持ち主だった。イリーナはこの強い力がバレないよう、長い前髪で顔を隠し、人と目を合わせないように生活している。
そんな彼女は突然、騎士団の団長であるゼノンと結婚することになった。結婚の目的は何なのだろうか…?とイリーナは考えてしまう。
口下手な夫婦のじれったい結婚生活が描かれると同時に、魔獣襲撃や不穏な影の存在など、ハラハラドキドキさせてくれます。お互いの想いがなかなか伝わらない様子がもどかしいですが、そこがまた読んでいて楽しくもあるのです。
人付き合いに慣れていないイリーナが、何か驚くことがある…続きを読む