『落研ファイブっ―何で俺らがサッカーを⁈』第三話に出てくる落語について

 本話までの三話でいわゆる提示部が終わり、次回は話が本格的に動き出すスイッチが入ります。

↓こちらが本編です。読んでいただけると大変ありがたいです。


https://kakuyomu.jp/works/16817330659394138107/episodes/16817330659395682931


 こちらの投稿とうこうでは、第三話で出てくる落語について非常にざっくりとしたご紹介をいたします。いずれも内容を知らなくても本編は読めますが、一応ご参考までに。


☆『寿限無じゅげむ

 前ポストで小学生向け落語会にて取り上げられそうな作品を上げましたが、よりにもよって『寿限無じゅげむ』を入れ忘れました。

 『ジュゲムジュゲムゴゴウのスリキレ』でおなじみの、長い名前を付けられた『寿限無(以下略)君』のお話です。


 滑舌かつぜつの訓練のために前座ぜんざ(見習い落語家さん)がまず習得するはなしの一つだそう。表情筋トレーニングにも効きそうですね。


☆『夏どろ』

 コソ泥が忍び込んだ長屋の一部屋は余りに貧乏。部屋主は気の弱いコソ泥から口八丁手八丁くちはっちょうてはっちょうで金を巻き上げる何とも御気の毒な、おまぬけな話。

 えさ伴太郎はんたろう)の父親が『学生時代に家に入ったコソ泥から光熱費こうねつひと家賃を巻き上げた』話の元ネタです。

 

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