お母さんも、一緒に幼稚園に通います。おむつを当てて

あとがき的な何か

いやいや系オムツ物の場合。

まず加害者枠が被害者枠に対し、オムツが取れないよう誘導し屈辱の限りを尽くす……というのが王道になりますが

本作の場合は違いました。

自分からおむつを当てて、自分で漏らす……という、一般的にオムツ大好きなドM女性、露出狂系のような要素が入っておりました。

しかし本人は嫌がっている。

オムツが脱げないわけではないのに。

……少なくとも私はこの手のは見たことなかったですね。探せばあるでしょうけど。

あえて加害者は誰？

と言われれば、そもそもこんな実験に参加する事になった借金背負わせたやつになります。

……そして、そいつは一行たりとも本編の時間軸には出てきておらず、オムツに関しては本当にまるで無関係。

逆にオムツを当てる理由を作った面々はというと、友人は善意で大口の仕事を紹介しただけだし、大学は自分たちの研究だけだったのが途中から同情が大幅に乗り始めと……

幼稚園も上からの命令と自分の職務を全うしようとしてただけだし。

これが理由で外部からの余計な辱めのカットとなりました。じゃああの入園式なんだろうか……？

実の所、借金も事故も夫に悪い点は無いという裏設定が有り、悪徳業者が居たのでした。

展開案として、真相調査の結果この業者の闇を暴き、借金が丸々帰ってくるというのも検討されていたのですが、バッドエンドにしたかったので見送りに。

と、いうわけでいかがでしたでしょうか。

私は正直、今までにない高評価に色々と戸惑っておりました。

母って人気なんだなぁと……

そうだよね家元とか某ウザい彼女の母親とか人気だもんね今。

とはいえ私はどうなのかというと、思いついちゃったからプロットだけでもと思ったら組めてしまい

――母ジャンルってどういうのがツボなんだろう……

という試行錯誤状態でした。

それだけに、幼稚園パート増やしてほしいという要望は合ったのですが、プロットからこれ以上逸れるとエタると確信を持てていて、貫けました。

……最初の入園式、あんなに長くなる予定なかったんですがね。

やっちまったぜ。

でもそれで二回目（三回目）の方に繋げられたので全く無駄でもなかったのかな？

次回作はこの裕子さんとだいたい同じくらいの年齢のキャラになる予定です。

結婚してませんがね。

また、お楽しみ頂けたらと。