技法としてのプロット(下)
この本で、体質的に拒絶反応を引き起こすかもしれない。
・全編通して語り口調
・人の作品に対して駄作や傑作と、はっきり評価する
・作品例として、膨大な映画タイトルが出てくる
・脚本における専門用語がいくつか出てくる
などなど。
だが、個人的には情報量が多くて助かる。語り口調も親しみやすくて、小難しいことも言っていない。専門用語についても、それほど知識はいらない。脚本術だが、小説にも応用がしやすい。
SAVE THE CATシリーズとして、他にも書籍が刊行されているが、まずは『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』を薦める。
カクヨムでも、フィルムアート社のほうで『きちんと学びたい人のための小説の書き方講座』という創作論が投稿されている。リンクを貼る了承を得ていないため、面倒だが検索をしてほしい。
見出しの「物語の構成篇」をひと通り読むことを勧める。
また、体質的に『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』を十分に理解できない人もいるかもしれない。そういう人に読んでほしい副読本がある。
「ハリウッド脚本術『SAVE THE CATの法則』が十倍わかって小説に応用できる副読本」
https://kakuyomu.jp/works/16817330661373814983
これはリンクを見て分かる通り、カクヨムで投稿された創作論である。
ただし、副読本のため『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』の補助教材として使うことを推奨する。
最後に、『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』は絶対に読んでほしい。
インターネットで調べれば、いくらかどういうものか分かるだろうが、やはり出典元にはかなわない。これは、ブレイク・スナイダー本人の願いであり、また副読本著者カイ.智水氏、筆者の願いでもある。
未読の方は、ぜひ購読していただきたい。
――
カイ.智水さん、掲載の許可をくださり感謝します。内容が上手くまとまっており、素晴らしい副読本でした。
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