第18話
よく相手によって態度が違うという人がいます。
私もよくそういう事を言われますよ。…陰口みたいな感じでよく言われます。
それを聞くたびに私は心の中で突っ込んでますね。
そりゃそうだ。だって人格が入れ替わってるからね
と…。
私の場合他の人格達に相手や状況、環境によって担当する人格に入れ替わる役割を持たせています。
仕事をする時の人格達。父の相手をする人格達。母を相手にする人格達。姉を相手にする人格達。病院に行く為の人格達。主治医の相手をする人格達などなどです。
何故そんな役割を持たせているのか?
理由は私を含め他の人格達、『私』が極度の人見知りだからです。
元々の主人格がたいそうな人見知りだからですね。
人見知りといえば聞こえが良いですが、ストレスを感じるくらい負担になるからです。
そもそも他の人格達が作られる理由というのが精神的にストレスや苦痛を感じる事に耐えられないから
耐えられる人格達を次々に作り出すのですよ。
よって私の場合は相手にする人達を担当する人格達が対応するのです。
だから相手によって態度や口調、方言などが違ってくるのです。
何か打算があってしている訳ではありません。精神的にストレスや苦痛を感じるからです。
他の人格達は性別も年齢も喋り方も何もかも違うので自然と相手によって違ってくるのです。自分自身の一人称から違ってきますしね。
よって相手によって態度が違うという陰口を言われても「そりゃそうだ!」としか思わず気にもしていません。
逆に「あなたに対応するのがストレスや苦痛を感じるからですよ」と思っています。
相手によって態度が違うのは意図的にではありません。もはや反射条件みたいなものです。
瞬時入れ替わります。
ちなみにそれぞれの担当する人格達は5〜6人ぐらいの班を作っています。もしかしたらそれ以上いるかもしれません。
なんせ私の中に他の人格達が全部で何人いるのか把握してないので確かな事は言えませんね。大体それぐらいとしたぼんやりとしか分かっていません。主治医も分かっていませんし…。
相手や状況、環境によって他の人格達が入れ替わってるからです…とは陰口を言う人達には言いませんけどね。信じてもらえないでしょうしね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます