第2話

 

 「ストライクー!!バッターアウト!!」


「シャッ!!」


ーーーーーーーー


 「流石、優だな。打てない球を投げすぎ」


「まだまだ、修行が足りないな」


ーーーーーーーー

 一日前


 「夢!野球やろうぜ」


「良いけど?俺たち今完全ボッチだぞ」


「そんなのネットあるやん」


「なるへそ」


と話になり、俺たちはネットチームで野球をした。


ーーーーーーーーーー

 

 「夢、今日も俺ん家、来るか。」


「すまんな、よろし」


「OK、カモン」


ーーーーーーーーー


 俺は冤罪事件の時に、家で妹と両親と大変揉めた。その喧嘩は続いている。その為、優の家に泊めて貰っている。


 優も姉と大喧嘩したようだが、姉は今出かけてる。


 「お邪魔します。」


「ただいまでもいいのよ、夢くん」


優くんのお母様、大変お世話になっている。


 「お母さんー!今日のご飯何??」


「唐揚げよ!!」


「最高やん!!」「美味しそうですね!!」


と容赦なくお邪魔させて貰っている。

 何度も、生活費を払おうしたが、


「そんなの、昔から仲じゃないの。今すごい喧嘩中だけど、我家のお姉さんと結婚してくれたら嬉しいな」


「考えときます。」


「俺も、夢が義兄になるなら嬉しいな」


「ゆうぅ・・・とりあえず喧嘩を収めようね。」


「お前もな」


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