親友と一緒にもう遅いをされる。親友「これってもう遅いってやつ?」俺「じゃね?」

激 辛

第1話

  

 俺は普通よりちょいインキャ、親友はクラスの一の人気者だが、俺達は非常に仲が良い。


 親友の名は、三原 優

 

「優、今日カツカレー大盛り食おうぜ」


「良いぜ、じゃんけん負けた方が奢りな。」

と感じにいつも楽しくしている。


ーーーーーーーー

声が聞こえる。


 「優くんってさ、夢くんと仲良いけど、今日は私達と遊ぼうよ」


 「いや、悪いな親友との時間は大事だし、もう約束してるから」


 そう、しっかり優も俺を親友だと思ってくれている。


 「えー、じゃあ明日は?」


「良いよ!」


ーーーーーーーー

 

 「夢くん、その今日一緒にどうですか??」


「ごめん、今日は優と約束してるから」


「そうですか、分かりました。」


「明日なら良いですか?」


「うん、いいよ。」


ーーーーーーーー


 そして、俺達は全力で遊び次の日、


 俺たちはそれぞれ別の場所で遊んだ。


ーーーーーーーー

  

 俺と親友は同時に、冤罪をかけられた。


ーーーーーーーー

 

 「夢?お前痴漢したって本当??」


「してないよぉー」


「だよな。」


「優は??」


「してないな」


ーーーーーーーー

 そして、俺たちは退学にはならず休学になった。 

 

 戻ってからは散々ボロクソに言われた。


 「変態」「痴漢コンビ」「クズ」「もう私に話しかけないで」

「最低です。」


散々言われた。


 俺たちは違うと言い続けたが何の意味もなかった。


ーーーーーーー

 「やばい流石に泣ける。」

と言ってるが、泣いてない優


 「優は俺より裏切られた回数が多い分辛いだろうな。」


 「なら、カツカレー奢りな」


「いや、俺も奢って欲しい所なんだけど」


と周りの視線が痛い中、食事をする。


ーーーーーーー


 そして、これまた同時に冤罪だと認められた。


 どうやら、俺たちに冤罪をかけた理由が同じで、


 「まさか、俺達と仲をさこうとするとはな」


「いやぁ、全く意味なかったね。」


 どうやら、それぞれ冤罪をかけた人はたまたまタイミングが同じで犯行理由も被ったみたい。


 「優が

「夢が

   痴漢する訳ないのにな 」


ーーーーーー


 そして、


 確か前は親友が好きだった、真田さん

 

 「私は、貴方のことが本当に好きだったのにあんなこと言ってしまいました。お願いですあれはその時の本心じゃないです。許して下さい」


確か俺には「クズのパートナー」親友には「もう貴方とは二度と話しません、○んでください!」と言っていたな。俺たちの話を聞かず。


 「悪いけど、俺はもう君とは話をしたくないかな」


おー、断った。


 「夢くん」


うわビックリした。


「何ですか?家内さん」


「大変申し訳ありません。貴方にはたくさん色んなことを助けて貰ったのに、恩を仇で返してしまって」

 

 家内さんは俺に「痴漢とか最低です」と言い、見る度に「最低」と繰り返していた。親友には「最低な協力者の貴方も最低です」と。俺たちの話はそりゃ無視された。


「・・・あ・・・そうですね。」


「あの、よろしければもう一度やりなおさせて下さい」


「嫌ですね、話は終わりです。優ー!今日はラーメン食いにいこうぜ」


「いいな!!」


ーーーーーーーーーーーーー


 「なぁ、夢?聞いてたぞ。なんで許さなかったんだ?」


「優と同じだと思うぞ。」


「そうだな、お前は俺のことを散々貶した癖に、俺に許されようとしてるのが許せない。」

 

 「同じだな」


「あとは単純に」


「あー、」


「普通に許せない。」


「同感」


 「なぁ、優??」


「どうした??」


「これってもう遅いってやつ」


「じゃね」


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