第50話乳の女神が、腹黒魔王を完全制圧した (完)
怪我の功名ではないけれど、私(愛)は、悟と登下校一緒が完全復活しました。(三条春香もひかりちゃんも、気になりません)
部活も音楽部で一緒なので、前(テニス部の時)より一緒にいる時間が長くなりました。
(マジに朝から深夜まで、お隣さんですし)
お別れの計画?そんなの、もうとっくに失敗です。
(アホバカ悟が逃げようとしただけ)
「進む方向が違う」は、確かにテニスでの進学は諦めました。
でも、悟のすぐ近くの大学に、推薦取れそうなので、逃しはしません。
三条春香、真田洋子も、悟を狙っていることは、十分承知しています。(他の女子も多いです、悟の彼女狙いの輩が)
でも他の女?無理と思いますよ。
悟を子供の頃から見て来ているし、私も見られているし。
(だから・・・えっと・・・歴史と関係性に格差があるんです)
何よりファーストキッスも、奪ってあげたし。
(幼稚園の時ですが、そこは弱いかも)
悟がまた、嫌がったら?許しませんよ、そんなの。
部屋に押し入って、大外刈りして、そのまま上四方固めで、乳制圧するだけです。
(超簡単ですよ、メチャ楽しいし・・・)
(今夜もやっちゃおうかな(笑))(香織ママ公認だよ)
悟です。
愛が何やらほざいているようですが、僕は諦めません。
愛だけが女性でないんです。(愛は可愛いけれど)
愛は胸は大きいけれど、お子ちゃまです。
(見せるのも平気、目のやり場がない)
清楚な大人女子もいいなあと。
(愛は何でも力づくです、問答無用タイプだから)
三条春香とか真田洋子を、愛が気にするのも、理由不明。
(単なる部活の人ですし)(愛の嫉妬?そうなの?)
ただねえ・・・愛も音楽部に入って、登下校は一緒。
(この先1年半は一緒)
大学も、近くになるみたい。
(そこで変わるのかな、でも、まだまだ先です)
お隣だし、面倒なんです。
(何かあると、すぐに部屋に乱入して来るから)
(最近は何も無くても来る、日課みたいです、勉強の邪魔)
「ん?」下で物音がする。(玄関の音だ)
「こんばんは!」の大声も。
(日課のお邪魔娘だ・・・最近太った人)
「はーい!」(これは、我が母、気分だけは若い香織です)
バタバタと重い音も・・・これ、愛の階段をのぼる音です。
ドア・・・ノックないよ・・・(開ける音も大きいし)
「悟!プリン作った!」
(おい!糖質オフはどうなった?)
(・・・その前に、透けている)
「ブラは?」(揺れているし)
「いらないよ、そんなの」(谷間見せるな!)
「第二の白鳥恭子か?」(あ・・・まずかった・・・)
この問題発言の後、悟は、毎晩のように愛に勉強を邪魔されることになった。
邪魔の方法は、上四方固めに、「けさ固め」が追加された。
(どれも愛による悟への乳制圧)
「ごめんなさい」を言うまでは、悟は愛から逃げることは不可能になった。
「乳の女神が、腹黒魔王を完全制圧した」とも言える。
これが、お互いの母から、同じ乳を飲んで育った二人の運命なのかもしれない。
私(僕)が彼氏(彼女)と別れた理由 (完)
私(僕)が彼(彼女)と別れた理由 舞夢 @maimu
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