第3話私(中山愛)の若宮悟論。(インタヴュー風)
私から見た、若宮悟・・・ですか?
うーん・・・幼馴染みで・・・そう・・・誕生日も同じ。
9月1日生まれ。同じ産婦人科とのこと(母珠美が笑って教えてくれました・・・ちなみに母は悟ちゃんフェチです、昔から)
同じ幼稚園、同じ小学校、同じ中学、同じ高校・・・それを思うと、変な感じ。(いつも一緒の意味です)
顏は・・・慣れっこだけど、可愛いかなあって・・・思う時もある・・・断じて恋ではないですが、笑うとホッとするし、泣くと辛い。(最近はカッコつけて泣きません、昔は泣き虫)
身体は、細身。(しっかり食べないから、すぐに風邪を引いて、学校を休んでいた)(一人で学校に行く時は、寂しかった・・・えっと・・・恋人ではないです、決して)
音楽は上手、ヴァイオリンとピアノは先生が来ていたかな・・・最近はギターも。
(ギターは独学って自慢していました、でも、上手だから許しました)
成績はトップクラス・・・でも、それより音楽が好きなので、威張りません。
(そういう謙虚さはいいなあって・・・あ、恋とかではないです、早とちりは厳禁ですよ)
学校での人気ですか?
悟は女子にも男子にも人気があります。
おだやかで、のんびりしていて・・・どちらかと言えば女子。(幼稚園の頃から、女子たちの大騒ぎの中にいて、救い出すのが私の役目)
特に美人系にモテます。
(悟はルックスも可愛いから、連れて歩きたいのかも)
(それをどう思うか?うーん・・・何でもないです)
(・・・少しイラつきますが)
結論から言えば・・・悟は空気のような・・・わかり過ぎている、その意味で。
顏を見ただけで、全部わかるから、(お互いにかも)安心はしています。
困った時はお互い様で(以前、テニス大会の帰りに、不良に絡まれた時に、スッと出て来て、やっつけてくれて。
(でも、俺の彼女とは言わなくて、俺のお隣さんだった)
悟が困った時?それはやはり、悟ファン女子に囲まれた時。
(私が、悟を救い出す役目でした)(さあ、帰るよって)
(女子たちに文句言われたなあ)
あ・・・私も、悟のお母様フェチなんです。(香織さん、超美人でやさしい、実の母より親しい、悟には厳しいらしいけど)
これから別々に登校のことですか?
うーん・・・私も別の連れを見つけるかな。
(男子にOK出して・・・選ぶの難しいけど)
(どうも体育会系の俺様とか汗臭い男が嫌いなんです)
(清潔系の悟の影響かな)
悟も、難しいこと言わないで、一緒に歩けばいいのに。
(決して恋ではないです)
それにしても、三条春香が一緒に歩くのは、気に入らないなあ・・・美人過ぎだよ、君は!
肩をぶつけて・・・何かヒソヒソ言っているし・・・はっきり言いなさいよ!
邪魔しちゃうかな、マジで(決して恋人ではないけど)
悟も悪いよ、安易に女を近づけないこと!気に入らない。
(決して、嫉妬ではありません、念のため)
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