第13話 SとAの大きい差
「じゃあな~、」
ガゼルは出発した。敵の中にいるはずのSランクの人間を探しに…
「へぇ~ここ、警備アマアマだな。さすが戦闘力も物流の二流の国と言ったところか、いや。三流か。」
「お前、マヌケな顔してなぁ、ふざけんなよ?侵入してきてさぁ、お前がガゼルだろ?」
「あぁ、お前がAランクの…なんだっけ、まぁいいや。
「なんだ?鳥ごときに…」
『ドカンッ』
「なんだ、爆発ごときで死ぬんだ、ふーん。」
ガゼルのランクはA、しかしそれはあくまで『単体の能力』だった…
「おす!Sランクの血液のカイトってお前だよね?」
「ああ、そうだよ。待ちわびてたよ、お前を俺は殺したい。だって手柄が欲しいからなぁ、世界に8人の逸材なのに俺は制圧した後の残飯処理だってよぉ。でも信じてたぜ、ノコノコと俺のためにお前が来てくれるって…ハハハハハははははは…あ~楽しい。世界なんて…ホロビレバイイノニ、ゼンブナァ。コワレレバイイノニナぁ~」
「あぁ~『狂化』ね。じゃあ俺も。
「イキモノ、ゼンブ。コロス。モノ、ゼンブ。コワス。オマエ、スベテキエロ。」
「なんかロボットみたいで草…ww、てか『魔檻』か、出れないな。」
「オマエ?ナゼワラッタ?オレニキョカモトラズニ、マサカノガレヨウトオモッテルノカ?オレノシハイカゴトキガ?ユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイユルサナイ!シネェーーーーーーーーー」
「………どんどん過激になってく精神の暴走…………ちょ、これが強さの代償か、レベルが50ぐらい強くなるって聞いたけれど流石に使いたくなくなったな…」
「オレノ、ホンキヲダス。ビョウデ、オマエ、シヌ。オレノショウリモクゼン。」
「はぁ、はぁ、そっか。『狂化』は自我と精神を『魔力』に変えて意識と引き換えに『尋常ではないレベル』と『意識がなくなるまで延々と作られる魔力』が手に入る強化系魔法なんだ、アイツと俺が延々と戦っていたら確実に魔力切れで俺は負ける!だったら逃げるのは『魔檻』のせいで無理として俺の絶対処理条件は…ある程度の魔力を常にある程度の魔力を温存して動けない状態は絶対に回避しなければいけない。…なんてクソゲーだよ!」
「とりあえずこのポーションで魔力は全回復。狂化が使えるのは1時間だったハズ。よし!『鵺』飛行モード。これでずっと避ける‼」
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