第一部 第二章 全龍制覇編

第11話 新世界

「皆、聞いてくれ。俺は今から重大な事を発表する。心して聞いてくれ、」


「どうせ、またくだらない事でしょう、『世界征服する』とか、凄いけど簡単にできるんじゃな」


「俺は全龍を制覇する、いや。コンプリートする。『龍』『神獣』をな‼」


「「「「「は?」」」」」


「いやいやいやいや、ちょ。ちょちょちょ、えっ?ん?」


「お前ら頭おかしくなったのか?なに?その言葉。外国語?前の主人と同じ言語?」


「代表して俺が言います。頭がおかしいのはあなたです、龍を制覇したご主人様はいますが二人とも1種しか神獣のものどもを調伏していません。貴方は実際2種。ほかのご主人様より多いですが龍はまだまだです。命を捨てるのですか?」


「俺さ、気づいたんだけど2割以上『魂の魔石』の能力で魂を補完すると少し動けなくなる状態が続くけど生き返れるんだよね、」


「??????????」


「だからぁ、生き返れるっていってるの、分かる?」


「いや…いや…ちょ、生き?返れる?」


「弱体化するけどね。それとさ、俺新しい『神獣』作ろうと思う」


「ん?ちょっとカオス状態で脳がついていけない…」


「それと、神獣の作り方知ってる?だれでもいいけど」


「あ、あぁ。自分の命がなくなるけど能力や姿を思い浮かべれば作れる。って前のご主人様は言ってたけど…死んじゃうし…、あっ!」


「俺、生き返れるよ?」


「……お好きにしてください」


「メンヘル、そんなに敬語ばっか使わなくてもいいんだぞ、」


「これは私自身が決めたことです。貴方が嫌であれば変えますが。」


「いや、そうじゃないぞ。」


まだ言っていなかったがこの世界には『ランク』が存在し

G・F・E・D・C・B・A・S の順で上がってゆく。

そして魔法にも「属性」があり「地」「水」「炎」「風」「雷」の五つがあり、その魔法も

「十級」「九級」「八級」「七級」「六級」「五級」「四級」「三級」「二級」

「一級」の順で上がってゆく。それともう一つ『レベル』というものがありゲームのように魔物を倒すと『経験値』が手に入りそれでレベルアップしていく。レベルが上がるほどレベルが上がりにくくなり。自分の身体能力や魔力(魔法を使うのに必要な力)が増加する。

ちなみにガゼルのレベルは89 ランクはA級

では、本編をお楽しみください。


「じゃあ~、そうだ!これを~、でこうして~」


なんやかんや次の日…


「はぁ、やっとできたぞ。自分で魔力を使って出す俺の『神獣』が」


ガゼルが作った神獣 ガゼルが魔力を込めて出すと出すほど強くなる。


1体目 蝙蝠コウモリ 攻撃特化 豪鉄の体を持ち『相手の血を吸うと爆発を起こす』能力を持つ。回数制限なし。同時に出せるのは3体まで


2体目 ヌエ 移動特化 『猿モード』『狸モード』『虎モード』『飛行モード』の四つの姿になれる能力。『猿モード』、森での移動に特化した状態

『虎モード』、メチャクチャ走るのが早いが半径50m以内に水があると自動解除され『飛行モード』になってしまう。

『狸モード』、そのものは早くないが完全に透明になったり化けたりして時間はかかるが安定して帰れる。命からがらに逃げるときは便利

『飛行モード』、空を飛べてクッソ早いが見つかりやすい。乗っている時にも魔力を消費する。どのモードも攻撃はできない。 同時に出せるのは2体まで


3体目 角馬ペガサス 複合 角からは一級魔法が出てくる。その魔法では魔力を消費しない。時速100㎞で走れるが体は大きくないから乗れない。体はダイヤモンドの強度を軽く超え、突進だけで地面をえぐる。走る→体で魔法を受け止める→ガゼルは攻撃 などのコンビが強い。同時には出せない


4体目 三首犬ケルベロス 攻撃特化 真ん中の首からは炎魔法。

左の首からは水魔法。右の首からは雷魔法が口から放たれる。時速1000㎞ほどで走り、いなくなった瞬間魔法が放たれる。2分戦闘するごとに首がランダムの場所に生えてきて魔法も使える。その魔法はガゼルが決めるが性格は超獰猛なので乗れないしたまに指示を無視する。同時には出せない。



5体目 炎纏鳥フェニックス 攻撃特化 3級の炎魔法を駆使する。一応乗ることもできるがその時は炎を消さなければならないので無防備。一日に15回だけ生き返る事が可能。この神獣たちに『死』という概念がないがもう一度召喚するときの魔力及びクールタイムを無効にできる。復活には5秒必要。

同時に出せるのは2体まで。


以上である。

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