第7話 調伏、したが俺はまだ弱い
「先に言っとくね、絶対に俺勝つよ。ガチでゴメ~ン」
「そんなに分かりやすい挑発に乗るとでも?」
「あれぇ~、煽る気はなかったんだけどなぁ」
「今世紀のご主人様ウザくない?」
「しっ、ご主人様に聞かれたら恐ろしい事になるぞ、『契約』を破ったら俺ら2匹だけではなく残りの8匹、それに神獣の奴らにも迷惑がかかるんだぞ!ザッっけんな」
「なんて言ってるのかな~、まぁ人、じゃなくて龍生一回目の残り時間の会話だから多少は許すけど。」
「私たち龍全種合わせてかかってきた奴はこれまでで20万人を超す、だが勝ったのは2人のみ、だが二人とも全種を調伏しているがな、其方がっていた事が本当ならそれは偉業だ、お前は間違えなく『魔王』の称号を手にれるだろう」
「5、4、3、2、1スタート、」
「
ザルドはまずまず安定の炎のブレスで攻める。
「まぁ、効かないわな。ご主人様と同じ強さだから手加減して打ったら全然威力出んのは当たり前だ、でも…」
「チリも積もれば山となる‼連打すれば話は別、能力が同じなだけで魔力総量には圧倒的差がある‼」
「
「それでも無理か、てか普通に全部避けられたし」
「じゃあ、『
「ゴジゅじンざま~ビどい~」(超重症負ったザルドです)
「え?よっわ、よっわ、マジで同じ強さなの?」
「うっ、そういや強さが変わるのは調伏されてからだった、それでも倒した奴はガチで2人なんだけど…」
「俺が倒した爆弾野郎が持ってた『魂』の魔石食ったけど意味ないじゃん、自分の命を少し別の場所で保管して後で圧勝しようとしてたのに~でもいっか」
「じゃあね、龍達 『
似たような技、
5分後~
「あ、黒曜石ちょうど壊れて…ヤベ、『
「校長には夢だったってでしょ、って言い訳しとこ…よし、あいつらは?」
「おごっ、うっ。マジでご主人様手加減なしじゃん…」
ちゃんと調伏できてました(笑)
「笑うな、」(ザルド)
「そういや、どうぞ~これ、フン。」
「なんだ?グローブ?なんか漫画でよく見る感じだけど…って、あっ。これはもしや…調伏したら宝石貰えて呪文唱えると出てくる的な?」
「その通りですけど、何か?ハイ、俺とオイの宝石!」
「はぁ、酷い目にあったよ~(´・ω・`)」
(オイディプス)
「ねぇ、これからは俺の仲間だね…」
「怖い怖い、メッチャ笑顔が汚れてる」
「じゃあ乗らせてくれ…」
「バタッ、」
「あっ、俺がボコボコにしちまったから…」
1人と2匹が仲良くなるのには時間がかなりかかりそうである…
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