第3話

教室に入ると明らかに目線が痛い。


 そして、恒例のノートに落書きがされている。



 元カノが痛い視線を喰らう。


 はぁー、辛い。

  

 けど、


  

今日から私としても、この学校に転校して来てやり直す・・・んだから


 

ーーーーー


 「本日から転校して来ました、朝風 秋です」


妹が春で俺が夏だから自然と秋になった。


  

クラスは私を見て主に男子がはしゃいでる。


 正直・・い。女の子は普段からこんな景色を見てるのかな??大変だなぁ。


 そして、私は俺の隣になった。実はこれは先生に私のから頼んでおいた。


 私と俺は義兄妹と言うことになっている。そして、クラスメイトにはそのことは伏せてある。


 「よろしくねぇ・・・えっと」


「・・・昼風 夏です。」


「私と同じ季節の名前なんですね!!これから仲良くしたいです!!よろしくお願いします」


 見事な自問自答


クラスは俺に嫉妬の視線を送り、教師は俺には冷たく、私にはなるほど、と言う顔をしている。


ーーーーーーー


 「ねぇ、秋さん?」


「はい??えっと?」

 早速、私は元カノに話しかけられる。


 「その、横にいるやつ、前に痴漢をしたんだよ」


「・・・そうなんですか?」


してないですよ!!


 「そうだよ。だから、あなたもあまり関わらないようにね」


「わ、分かりました」


本人だから、してないことは誰より知ってますけどね!!


 そして、私は質問タイムになったが、事前に妹とどんなことをされるか想定して相談してあったのでなんとか対処出来た。


ーーーーーー


 放課後になり、俺は真っ先に帰宅して、


 私は色んな人に誘われ、元カノにも誘われたが、初日なので断ることに・・・と言うか単純にお金がない。

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