第19話 称号

【さて、面倒は終わりだ。そろそろ俺の番かな?】


 ドミニオン…あの騎士たちを全て…お前は一体何者なんだ?


ドレイクは怒って、


【レイヴァス、さっきは本当にお前の裏切りかと思ったぞ!!!】


【俺とお前の仲だろ?察しろよ】


【確かに、あの作戦じゃないと無ければ俺達は全滅したな。ドミニオンの力がなかったら】


それにしても、ドミニオン、味方なのか?


【そうだな。ドミニオンのこの強さ…味方なら…】



ノアはドミニオンに近づいて、



【あなたの目的はアイズ🐕何でしょ】


【キューンキューン…】ブルブル…🐕


ドミニオンは笑って、


【ノア、知ってるんだな、お前は。俺が何でその🐕を必要としているかを。じゃ、渡せ!!】


【本当にそうなら…渡さない…この🐕は絶対に渡さない。例えあなたでも!!恩人でも!!!】



※ガルルル🐕※



ノアたちがヤバい!!


【おい、過去に何があったか、解らないが、俺達はノアとアイズ🐕を絶対に守るぞ!!】


【同感だ】



何としても守るぞ、ノアと🐕を!!



ドミニオンは、



【その🐕こそ、俺の求めていたものだ!!あの面倒な騎士たちを操った価値があるってことだ】



アイズ🐕を抱きしめたノアの体を包む青い光。


全てが閉ざされたかのような漆黒の世界に…



ノアは、


【発動、メテオブレイカー!!!!!】


※ガルルル!!!!!🐕※



ドミニオンは、両手を広げて、


【それだ!!俺の求めていたものは!!!全てを開放しろ!!さあ、全てを。そして、俺に…】



空から無数の光が、ドミニオンに向けて降り注ぐ。



【ドレイク、頼むぞ。ノアとアイズ🐕を】


【任せろ!!】


※レインフォールエターナル!!※


【レイヴァス、これ2回目だ…俺の…もう立ち上がる力も残ってない。頼む…あとは】


【解った。後は俺がこいつを】



 理由は解らないが、ノアとアイズ🐕を狙うなら、こいつは俺の敵だ!!ドミニオン覚悟しろ。



【レイヴァス、気を付けて!!今のドミニオンは!】



ドミニオンの剣が、レイヴァスより遥かに早く…


レイヴァスを突き刺した…



【これだ!!!俺の剣とメテオブレイカー!!!この両方が手に入れば、俺はあいつを超えられる】


ノアの叫び声が、響く…


【レイヴァス!!〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜】



……安心しろ、大丈夫だ、俺は……



【レイヴァス何で?私の眼の前で切られたのに…】


ドミニオンも、


【どういうことなんだ?】


レイヴァスは微笑んで、


【何のためにドレイクが動かないでいると思う?】


【はぁ…はぁ…レイヴァス人使い荒いっていうか、無茶させやがって…立ち上がれない俺にさらに…後で腹一杯おごってもらうぞ…】


【ドミニオン、お前の剣を見ろ!!それで戦えるのか?諦めろって】


【ほう…思ったよりやるな。でも、俺には見ろ、吸収したメテオブレイカーを。🐕を】


ノアはしゃがみこんで…


【アイズ🐕…そんな。レイヴァス…】


これは、期待に答えないとな!!任せろ。


【待ってろノア!!取り戻してやるからな】









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