第13話 アイズ🐕

 このダンジョンを抜けれるのか?かなりのレベルのモンスターがいるような?


【ドレイク、痛そうだな】


【痛そうじゃなく痛いんだよ。アイズ🐕のやつ〜】


ノアがしっかり伝えている。


【アイズ🐕、あのね、理由もなく噛むのは駄目!!】


【くぅ〜ん】アイズ🐕落ち込んでる…


【ドレイク、アイズ🐕反省してる。許してあげて】 


【ノア、別に怒ってないよ。気になったことあるんだけど、あれほどの高度な魔法見たことないぞ】


【私じゃないよ。何で?レイヴァス?】


【………………👀】


【おい、聞かれてるぞ、レイヴァス】


【あ、ああ、えーと?なに?】


気になるんだよな〜ノア短すぎない?それ。


【レイヴァスどうしたの?】


【ノア、とりあえずこれ腰に巻いて】


 ノア、直接言うのもな、抵抗あるし、俺は絶対に見てないからな。


【何で私がこんなの巻かないと…あっ!!見えてた?】


今気がついたのか?自覚なさすぎだぞ、ノア。


【見てない、見てない、なっ、ドレイク】


【だから何で俺にふるんだよ、勘弁しろよ】


【ワンワン…ガルルルルル!!】アイズ🐕?


これは、もしかして、


【ドレイク、アイズ🐕はノアを見る俺達の感情を察してないか?】


【レイヴァスらしからぬ的確な答えだ!!】


【やっぱ、見えてたんだ…もう、早く言って〜】


そう言われてもね、ストレートに言えないでしょ。


【レイヴァス、さっきのホーリー…】


【スプレインな。ノアで無いなら、】


【アイズ🐕だ】

【🐕だ】


【きゅーん、きゅーん】アイズ🐕なのか?


 俺達の求めるものと正反対の属性になるな。これはまいったな。


【このダンジョン、ヤバくないか?一旦地上に出て別ルート考えたほうがいいよな】


【さっきはアイズ🐕に救われたけど】


【私達もう囲まれてるみたいだけど?】


マズい!!さっきのモンスター級か?


アイズ🐕の力も頼れないぞ。未知数だからな。


【レイヴァス、剣で防ぐしかないぞ!!】














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