第6話キルザンキ先生

僕の名は、コルタール。10歳だ。

前回魔法学園に行って、スウェルブという子と仲良くなり。一緒にヤンキーを倒したのだった。

僕とスウェルブは、初日から授業に遅れるという大失態をしてしまったのである。

というのも、なんと僕とスウェルブは同じクラスで初日から目立ってしまった。

しかも、席はスウェルブと隣で一番前。陰キャの俺には超ハードな一日だった。

「今日の授業は、動物を物に変化させる魔法です。杖を準備してくださいね」

と、アガマス先生が言った。

でも、杖は持ってきてるんだけど肝心の魔法が使えない。どうすればいいものか。

と考えているとスウェルブが、小声で話しかけてきた。

「杖忘れたの?」「いや、持ってるけど魔法使えないんだ。」

「そういえばそうだったね!でもどうしようか…」

「いいこと考えた。コルタール君が魔法の杖を振りかざした瞬間。僕が魔法をかけるんだ。」

「いいね!そうしよう」と言って授業を待っていると扉があき、先生が入ってきた。

担任のアガマス先生ともう一人…ヤクザ―て誰?あの先生。

「今日から、動物変化の魔法を教えてくださいますキルザンキ先生です。」

「よろしく!雑魚ども」と言った後に誰かが手を挙げた。

「す、すいません魔法の杖を忘れてしまいました。」

「だまれ!」口が悪い!こんな先生人間界に居ないよ~優しい先生ばっかだったのに。

じゃあ、誰からやってもらおうかなー

ドッカンーと爆発音が階段あたりによくわからない5人組が現れた。

「キルザンキ、この恨み晴らしに来た!」う、恨まれてる~

「キルザンキ先生、ここを止めといてください。私は安全のためバリアを貼ります。

とアガマス先生が言って立ち去って行った。

「ふ、授業は中断だ。だがこれから攻撃魔法の授業をする。」

「攻撃魔法で一番強いのは、範囲魔法だ。人によって効果・範囲の大きさは変わってくる。そして範囲内にいる奴をぶっ飛ばす魔法だ。」

「俺の範囲魔法は、大魔法使いレベルだ!範囲魔法【ワールド】」とザンキ先生がいい学校全体が魔力の膜につつまれた。

「俺の範囲魔法内にいる侵入者は、俺が敵と認識した。だから動く事が封じられる。」

「そこで、こいつらにお仕置きするんだ。魔力は触っただけで失神する。それを球にしてはなったらどうなると思うそう?そう、死ぬ!魔力玉【キルアギト】」

ザンキ先生が、放った魔力玉が不審者に直撃し不審者は灰になっていた。

「おー凄いよザンキ先生」「「ふんっ雑魚どもよろしくな!」

こうして、キルザンキ先生への生徒たちからの信頼度は少しほんの少し上がったと思います。


〈コルタールの魔法日記〉

今日キルザンキ先生が使ってた魔法。【ワールド】は、範囲魔法で相手の動きを封じるすごい技である。

範囲内にいたやつを動けなくするんだからほぼ最強だ。

もう一つ魔力玉【キルアギト】だ。

これは、自分の体にある魔力をかき集め放つ技だ。

この二つの技は、強すぎて学園でも問題になったらしい。

やっぱりキルザンキ先生は、怖いよ~





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無個性 @hotaka23

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