第17話

幼馴染視点


 とりあえず、急いで救急車呼ばないと!!


 あわてて救急車を呼ぶ。


 そして、すぐに到着した。

ーーーーーーーーーー


 友は今頃入院している。私が行くと悪化するだけだから、行けないけど。


 なんでまた友はあんなにボロボロになってるの・・・傷や腫れ方からして、誰かに叩かれた?


 友への虐めは続いている。


 私の所為だ。これも、いや前からここまでボロボロになるまで私はやってしまったんだ。


 本当に一体私は何を考えていたの。


 どうしてここまで大切な人が傷ついて平気でいられたの?それ所かその事を楽しむまで、


ーーーーー


 そして、友は退院した。


 「友、あれ誰にやられたの?」


「・・・っ!それは・・・」


友は怯えている。


 「教えて、友!!」


「ご・・・ごめんなさい、あれは自分で転んで」


「そんな訳・・・!」


【転んだことにしときなさいね】


 「・・・ごめんね、そうだったのね。友、これからは気をつけてね」


「・・・うん・・・ありがとう」


 ありがとうなんて・・・そんな・・・私の所為だし・・・私が悪いし。


 私には分かる。この顔は心から言っている。今のはそう言わないといけないから言った訳じゃない。


 友だって分かってる筈なのに、元は私の所為だって。私が友を虐める空気を作ったから。


 どこまで優しいのよ・・・友は

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