犬好きな彼と犬嫌いな私

あなたは犬好きですか？　それともやっぱり犬嫌いですか？
世の中には両方が同じくらいいて、互いに相容れないもの。個人的にはそういう感覚です。
ただ、この作品の主人公亜子ちゃんは、ほとんどトラウマ的な犬嫌いを克服しようと努力します。好きな人のためですね。犬嫌いを超えて好きな人に無事アタックするために……アレ？　蕁麻疹とか出てない？　やり過ぎじゃ、大丈夫かな💦
わたしは今、犬と同居してますが、過去は犬がとても苦手でした。だからこそ両方の気持ちが分っちゃいまして。あー、あるある。あるある、をたくさん発見しました。
犬を飼う立場としては、犬嫌いの人のことも配慮しなくてはいけない。これ、本当に重要だと思…続きを読む

亜子は幼少期のトラウマのせいでワンちゃん恐怖症です。大型犬がダメとかじゃないです、小型犬でもホラー映画のヒロイン張りに絶叫します。その怖がりっぷりがぶっ飛んでて笑っちゃうんですが、本人は笑っている場合じゃないのです、白目剥いて昇天しかけるレベルですから。

けれども犬好きキャラを演じることになり……なぜなら、好きな男の子が大型犬を飼っているから。彼と仲良くなるため、好きな子が好きなものは自分も好きになりたい、そんな純粋で真っすぐな理由からなのですが、実際は犬嫌いなのですから困った事態に。

しかし嘘も真実に変えて見せれば、それはもう嘘じゃなくなるんですよ。
だから亜子は犬好きになるため特訓を…続きを読む

誰にでも苦手なモノってありますよね？
いいんです。人間なんだから。
でも、大好きな人が大好きなモノが大の苦手だったら……アナタならどうしますか？
ちなみに、この物語の主人公は犬が大の苦手なのですが、好きな人と仲良くなりたくて「犬が好き」とウソをついてしまいます。
さてさて、ウソをついた主人公はどうなってしまうのか……
みなさんの目で確かめてみてください☆

楽しくて、ほっこりできる素敵な物語ですよ♪

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（326文字）

小さい頃のトラウマで極度の犬嫌い……というか、犬恐怖症になってしまった亜子ちゃん。
けれど、恋した男の子は犬が大好きで、ゴールデンレトリバーのガレット君を飼っている九条君で……。

九条君に好かれたい一心で、「犬が大好き！」と嘘をついてしまった亜子ちゃんですが、果たして真実を隠し通せるのか！？(; ･`д･´)

「犬恐怖症なのに、大好きと言っちゃうなんて！」と思わずツッコみたくなる亜子ちゃんですが、恋に一生懸命な彼女がとても可愛いのです( *´艸｀)

そして、ゴールデンレトリバーのガレット君が、いろんなところでいい味を出しています(*´▽｀*)

亜子ちゃんの恋は実るのか、それとも嘘がバ…続きを読む

とある恐怖体験から、犬嫌いになってしまった主人公の亜子ちゃん。亜子ちゃんの怖がりようは、その声を聞くだけならホラー映画を観ているような壮絶さです。実を言いますと、私も子供の頃は犬が嫌いでした。理由はご近所さんの犬に追いかけられたことと、家で飼っていた犬に足を引っ掻かれたことです。なので、亜子ちゃんの怖がりっぷりに微笑ましさを感じながらも、私にも（ホラー映画まではいかなくても）犬が怖かった時があったなぁと読ませて頂きながら懐かしい気持ちになったものです。


さてさて、亜子ちゃんが好きな羽柴くんは犬が好きな男の子。羽柴くんが犬好きならば‼︎　と犬嫌いを克服しようとする亜子ちゃん。彼女の努力は身…続きを読む

主人公の亜子ちゃんは、幼いころの体験のために犬が苦手。

苦手というか、もはや恐怖の対象。
ですが、初めて好きになった九条君は愛犬家。

彼の好きなものは、自分だって好きになりたい！

そんな気持ちで犬嫌いを克服しようとするのですが……。

え、これだいじょうぶ？　無理しないでいいよと、ボクシングならタオルを投げ込みたい気分です。
私は犬飼いなので、九条君の気持ちの方にときどき共感していました（笑）

そんな彼女の可愛らしい奮闘ぶりはもとより、恋模様もさわやかな物語です。
なによりコメディ多めなので、ぐいぐい読める。
ぜひご一読を。

主人公の亜子ちゃんは、もうとにかく犬が苦手です。どれくらい苦手かというと、可愛いワンちゃんの写真を見ただけで悲鳴を上げるほど！

いや、苦手でも写真くらいはイケるでしょ！？

そう思うじゃないですか。

私もね？本物の猫はちよっとビビっちゃうんですけど（引っ掻かれるの怖い）、写真とか動画だったらもうデレッデレになって見ちゃいますから。

でもね、亜子ちゃんの犬嫌いは筋金入りです。どうした！？前世で土佐犬にでも噛み殺されたか！？

そう思うくらいに怯え方が尋常じゃないのです。けれども、彼女が恋する相手、九条くんは大の犬好き。ゴールデンレトリバーのガレットくんを飼っているのです。

だったらもう…続きを読む

犬嫌いにも程があるけどもその描写が面白い。
そして犬嫌いとも知らず勘違いする……

2人のすれ違いはいつぴたりとハマるのか。
キュンキュンドキドキさせられます。

わたくしはトマトが嫌いというか、生では食べられません。
好き嫌い以前に食べられない。
なぜなら全身に衝撃が走るから！　これトマト！　って！！！
トマトソースになると好き。
トマト好きな人間も許す。ウソです、なんとも思いません。
でもトマトダメだけどねと心の中で思うくらいのもの。
トマトがダメな自分をかえようとは思いません。
なぜなら自分ではなくなってしまうからっ！

犬嫌いを克服しようという少女のお話です。
犬嫌いを克服したら自分ではなくなっちゃうなんて思いません。
なぜなら、好きな男の子が犬好きでゴールデンレトリーバーを飼っているからっ。
犬好きでも許してあげる、ではない。
自分が犬好きに…続きを読む