第4話

「数百年前、我は妖怪になったばかりで、まだ、弱かったんじゃ。

だから、人間には手を出さすに、静かに暮らしていた。

だが、そんな日に悪戯好きの妖怪と知り合った。その妖怪は天狗。

天狗は、日々人間に悪戯を繰り返していた。

そんな日に、天狗は人間の反感を買ってしまった。

それで、悪戯の犯人は、我と言う噂を流された。

それで、封印されてしまったのじゃ」


猫様は、過去に合った事を、話してくれている。


「天狗?」

「天狗は、悪戯好きな妖怪よ、封印するに値する事はやってるから、封印しても良いと思うけど」

「ぜひ!天狗をこらしめて、やって欲しいのじゃ!」


猫様は、手を合わせお願いのポーズを、している。


「えー?それって、私の仕事?」

「何を言ってるのよ!アンタ」


私が、怠そうな声で言うと、シロネにビンタされた。


「痛いな、それに、私の名前は、結愛だよ!」

「とにかく!アンタの仕事は、悪さをする妖怪を、封印することよ!」

「痛っ」


シロネが、そう言うと、再び私をビンタした。

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