33膳目:のっぺ汁:寒い日は体温まる田舎汁

 寒い時期には汁物が欲しくなります。

 特に冬が旬の根菜は体を温めてくれるので、おかずになるくらい具沢山で作り、たっぷり食べたいものです。


 のっぺ汁は、のっぺい汁と言う地域もあるようで、地域によって具材や作り方も様々なようです。


 わが家では特に元日の午後にたくさん煮て、煮返しながらなくなるまで食べるという習慣がありますした。

 繰り返し煮ていると野菜のうま味がしみ出して、徐々に美味しくなります。


【追記】衛生上、作り置きする場合、冬は一日1回以上は必ず火を入れて、3~4日で食べきってください。夏は必ず冷蔵庫保存して早めに食べてください。


 もともとはお節料理を作った残り材料で煮たものらしいですが、今では材料があって食べたくなったらたまに作ります。


 わが家の場合は、もともとレシピなどと言うほどの決まりは無くて、材料を鍋に入れて出し汁を加えて煮て、適当に味付けするだけの大雑把なものでした。


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【のっぺ汁】


近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16818023213204692015


 ▼材料 3~5人分▼

 大根 1/4本

 人参 1/2本

 ごぼう 1/2本

 里芋  3個

 椎茸  3個

 長ネギ 1本

 こんにゃく 1/2枚

 油揚 1枚


 だし汁 カップ5杯

 酒  大さじ1杯

 醤油  大さじ4杯


 ※だし汁の量、味付けは具材の量によって調整してください。


 ▼切り方▼

 大根、人参はいちょう切り

 牛蒡は薄い斜め切りか、ささがき

 里芋は一口大の乱切り

 椎茸は1/4に切る

 長ネギは約3m長さに切る

 油揚は縦半分に切り、約1cm幅に切る

 蒟蒻は縦半分に切り横に薄切り


 ▼作り方▼

 1)鍋に長ネギ、油揚以外の野菜を入れて出し汁(ヒタヒタ)酒を加えて火にかける。

 2)アクが出たらすくいながら煮、野菜が柔らかくなってきたら油揚、長ネギを入れて煮る。

 3)長ネギに火が通ったら醤油で味付けをする。


 ※のっぺ汁はけんちん汁と違い具材を、油で炒めないで作ります。

 鶏肉を入れたり、片栗粉でとろみをつける地域もあるようです。

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