3膳目:プチトマトの赤ワイン漬けは苦肉の策

 今は老人ケア施設で暮らしている母が元気だった頃、庭で家庭菜園をしていて、季節になると。毎日食べきれないほど、大量のプチトマトを収穫しました。

 素人の野菜作りなので、母のトマトは酸味が強くて、外皮が厚く、食べにくかったのです。


 せっかく作ってくれたものを、不味いとは言いにくく、なんとか消費しようとして考えたのが、プチトマトを甘酢に漬けたサワー漬けでした。


 ちょっと面倒なのですけれど、プチトマトを湯むきして、酢3対砂糖2をひと煮立ちさせたシロップに半日くらい漬けておくと、美味しく食べられました。


 それ以来、プチトマトのサワー漬けが、わが家の定番になりました。これはプチトマトに限らず、普通のトマトでも美味しくできます。


 そんな中で、飲み残りの赤ワインとスパイスで漬けてみたのが、このレシピです。


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【プチトマトの赤ワイン漬け】


 ※近況ノートに写真があります

https://kakuyomu.jp/users/kukiha/news/16817330658871808300


 ▼材料 2人分▼

 プチトマト 1パック (約15粒)


 ●漬汁

 砂糖 大さじ2杯

 酢  大さじ2杯

 赤ワイン 大さじ2杯

 ローレル 1枚

 クローブ(ホール) 3粒

 シナモン(ステック) 1/2本


 ▼作り方▼

 1)プチトマトはヘタを取り、ナイフで十字に薄く切れ目を入れる。

 2)熱湯にプチトマトを入れ1~2分茹で、水に取り湯むきする。

 3)鍋に漬汁の材料をすべて入れ、中心まで沸騰させ火を止める。

 4)プチトマトと漬汁を合わせ、時々混ぜながら冷蔵庫で1時間以上なじませる。


 ※プチトマトを茹でる時、表面に少し熱を入れ、トロッとした感じにします。

 ※漬汁は、冷めないうちに、熱いままプチトマトと合わせます。

 ※スパイスはパウダーでも。風味は変わりますが、無ければ入れなくてもできます。

※「湯むき」は、トマトの薄い外皮をきれいにむくためのやりかたです。

沸騰したお湯に入れると皮が破れるので、すぐに冷水にとり皮をむいてください。

大きなトマトなどは、箸に、突き刺して直接火であぶる方法もあります。

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