第38話

波風立てずに平和に日々が過ぎていけば

それで良いシね

でも

どうしても混じらざる得ない

体育祭だの学校行事のときだけ

四苦八苦すれば

あとはひとりぼっちでも

大半の日常は平穏に過ごせるシね


そこまでがんばって(?)

暗黙の了解?

結果??を

作り上げてきたのに

何かしらのタイミングで

パンドラの箱

あたしの存在が浮き彫りになることもある

いつもひとりぼっち

友達一人もいないアユニ

そんなパンドラの箱の存在が

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