大人でも子供でもない少年と少女の、夢とも現実とも言えないお話

小学5年生の不安定な心が行間に漂う、不思議なお話でした。
児童小説らしい読みやすさと、ちょっぴり日常から離れた出来事と、放課後会議というありそうななさそうな題材が混ざり合っています。
私が小学生だったのは大昔で、今の時代とはずいぶん事情が違いますが、読んでいる間にあの頃の気持を思い出し、懐かしい気分になりました。