最終話

葉山のレジャーランド『タイムズスクエア・ハロンドポール』がオープンした。


葉山町の町長、議員にも笑顔が見える。

この周辺の人達の希望と夢を担って、今日から営業開始だ。

表舞台には出ないが、今回のプロデューサーとして尽力したグレートブリテン・テクノブラッシュアップ社の黒川社長と社員達も、その功績を讃えられた。


「またの機会を切望します。レジャーランド建設の折りには力をお貸しください。」


地元の有力者、町長たち、地元の建築会社から感謝の言葉をいただいた。


黒川社長の家では、水野エネルギー会長、社員の田代君、秘書の桜井純子、新入りの高山博子が協力して生活している。たまに小競り合いも有り、その代償として1億~2億が動くらしいが、取り敢えず仲良くやっているようだ。


「あれっ?黒川社長、どちらへ出掛けられるんですか?」


「うん、ちょっと旅に出ようかと思ってるんだ。充電だな。」


「だったら、僕たちも連れて行ってくださいよ………皆行きたがると思うんですよ。

それに新入りさんの話は、社長が聞いてあげないとダメなんでしょ?」


「そっかあ、じゃあ……皆で行くか?修学旅行みたいなモンだな。ハハハ………。」


2023年度版の水戸黄門一行みたいですね。


メデタシ、メデタシ。

おしまい。(^-^)/


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

『ウチの女社長はクセが強すぎて……どうしても革ジャンにミニスカ、ニーハイブーツは譲らない、らしい。』 遠野 彬 @miyakeakio5

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ