第34話

「おい!てめえ!こ〇すぞ!バカ野郎!アッチ行ってろ!」

その日の高山博子総長は、すこぶる機嫌が悪い。


鈴木会長

「高山総長さま、何かお気に触ったのでしたら、謝ります。申し訳ございません。何なりとおっしゃってください、直ぐに善処いたします。」


金本社長

「一体どこのバカ〇ノが、総長のこ機嫌を損ねているのでしょうか?」


高山博子総長

「んっ? 鈴木! 金本! ヤッてくれるのか? 俺の機嫌を損ねたバカ野郎をヤッてくれるのか? 命掛けてヤッてくれるのか? 必殺だぞ? まだ生かしてたら、お前らもコロ〇からな。 この総長様に恥を描かせたバカ野郎だからな………分かってんだろうな! おい! 本当に………ヤッてくれるんだろうな!」


鈴木、金本

「はいっ!命に代えても!!」


総長

「いいか、池谷昭吾という甘チャンだ。海外で石油の買い付けに行ったりしているビジネスマンをターゲットにしてたんだ。

この男は、葉山のレジャーランド建設をプロデュースしている黒川タエコ社長の元夫でもあり、今だに黒川社長とも懇意にしている。


でっち上げの海外投資の話で騙そうとしたんだが、不信しやがって、このザマだ。

別の詐欺話で騙してくれても良いし………

命が有っても無くても良いから、ボコボコにしろ!

これは総長命令だ! もし出来なかったヤツは………横須賀のサメのエサに成るからな、心して掛かれよ。」


「はいっ!」

鈴木も金本も少しチビった。


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