第12話

青蛇の金太の子分

「兄貴!大変だ!脅迫状が届いてますよ!

『そっちこそ、レジャーランド建設から手を引かなければ、〇玉潰すぞ!』だそうです!」


青蛇の金太

「はあ?あのグレートの女社長か?相変わらず言葉が下品だなあ。お互いを尊重して丁寧語とか使えねえのか?

まあ良い。宣戦布告って事だな……こうなったら目にモノ見せてやろうじゃねえか!」


そう話している間に、事務所の入口の辺りで爆発音がした。


ドカーン!ガシャーン!


子分

「兄貴!ダンプカーが事務所に突っ込んで来ました!けが人は無いようです!」


青蛇の金太

「やりやがったな!こうなりゃ報復だ!高田!行ってこい!いや、青木も行け!」


続けて2回目の爆発音がした。


ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!ドッカーン!バリバリ!バリバリ!ドッカーン!ドッカーン!


黒川社長

「おい!コッチから出向いてやったぞ!青蛇出てこい!青~!蛇~!バカ蛇~!クソ蛇野郎!」


黒川社長は防弾ガラス付きの重機に乗って事務所を解体している!


青蛇の金太

「コラ💢💢💨何ヤッとるんじゃい!」


黒川

「青蛇~!ダサ蛇~!オマエの車も解体しといたからな!ざまあ見ろ!」


青蛇は大事にしていた車が無惨な姿になったのを見て落胆した。


黒川

「青蛇~!バカ蛇~!オマエの家も解体してやるぞ!まだやるか?!!」


青蛇の金太は、黒川社長の乗る重機の前に座り込んでワビを入れた。


「アンタに喧嘩吹っ掛けた俺が悪かった!アンタの事はもうワシの手に負えん!上のモンにも言っとくから……!」


黒川

「オマエの上のモンの名前を言え!そうしないと………!」


黒川社長は重機の先端を高く振り上げた!


「高山商会です!」


青蛇金太は、その場でチビってしまった。

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