第11話
秘書
「黒川社長、郵便物でございます。6通来ております。」
黒川
「んっ?5通は事務的な郵便だが、1通は知らない相手からだね。
何々……『葉山のレジャーランド建設から手を引かなければ、命の保証は致しかねる。大貫不動産と相談して手を引け!』だって。」
田代
「社長!それって脅迫状じゃ無いですか!」
黒川
「ああ、そうらしいな。こういう脅迫状の10通や20通来てくれないと、話が盛り上がらないや。ハッハッハ………。」
田代
「黒川社長にとっては大したこと無くても……。」
黒川
「ああ、そうだな。グレートブリテンには火の粉が及ぶかも知れないからな。田代君、私のような社長に着いたのが、運の尽きだ。共に闘うか?」
田代
「はい、覚悟は出来ています。さっき、アイスホッケーのキーパーのマスクも買って来ましたし……。」
黒川
「田代君、覚悟を決めてくれて有難いよ、サンキューな。
さて、反撃はココからさ。それに脅迫状の差出人が誰かって処も察しが着いてるしな。『青蛇の金太』ってヤツさ。黒幕では無いが、仲介屋ってとこだな。荒稼ぎしてやがる。吠え面かかせてやるぜ。」
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