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それから、水のダンジョンで食べ物を落とす巨大エビも飛び魚みたいな奴らを殺しまわって、美味しい食べ物を満喫した。何度も、青の勇気とかいうクランに絡まれたから、全員殺しといたが。
「あれだよな。こいつらは子供の頃からそれが当たり前だと思っているから、絡んでくるんだろうな。」
「でしょうね。こいつらの言ってることってこの街で生きていくには賢い選択って奴なんでしょ。」
「そうだな。まあダンジョン内でいくら威張っても意味ないと思うけどな。」
「そうね。下っ端だから馬鹿なんでしょ。」
「そうだな。絶対そうだ。」
数日かけて、20階層についた。
20階層では魔物が出ない休憩できる階層らしく、この階層には街ができている。
「すごいな。街がダンジョンの中にあるのか。」
「観光していきましょうよ。」
「そうだな。」
観光すると言っても、適当に1日中ぶらぶらしただけだったが。
一応、これから下の階層の情報も買っといた。どこまで俺たちは行けるかな?
翌日から、探索を開始した。殺して奪った地図を頼りに下の階層へと進んでいく。
20階層からは、層自体が広くなって、水中エリアもあったりするらしい。
とりあえず、食べ物を落とす魔物がいる27階層まで進むか。
27階層、ここまでくると人はかなり少なくなる。そして、この層にいる金色の魚を殺すと、黄金イクラが手に入るらしい。超楽しみだ。
「金色の魚は滅多に現れないらしいから、絶対取り合いになるな。」
金色の魚を一日中探して、ようやく一匹倒して、黄金いくらを手に入れた。
10人前ぐらいはあるだろうか。そして、案の定、青の勇気に絡まれたので、殺しといた。
「無茶苦茶美味いな、黄金イクラ。」
「そうね、コクがハンパないわ。」
「ジン、お代わり〜」
「ご主人様、私も私も!」
「スノウもお代わりいるか?」
〜お願いします。〜
黄金いくらだし茶漬けをみんな気に入ってた。無茶苦茶美味しいからな。
三日ぐらいこの階層にこもって黄金いくらをストックしといた。
そうして、水ダンジョンを満喫して、気づいたら36階層まで降っていた。
「珍しいね。僕たち以外のクランがこの階層にいるなんて。」
やけにヘラヘラした強キャラ感を出した、男が話しかけてきた。
30人ぐらいを引き連れて。
「そうか?相性の問題だろ。別に難しい話じゃないだろ。」
「そうでもないよ。ダンジョンは何が起きるか分からないから、常に気を張っておかないといけないんだよ。食料問題もあるしね。」
「そうかもしれないな。ところであんたは、青の勇気の幹部か何かか?」
「違うよ。その予定はあるけどね。」
「そうか。それで何か用か?」
「最近、うちのクランの者がダンジョンから帰ってこなくてね。中で殺されてるんじゃないかもしれないって、僕は今捜査中なんだ。君は何かしらない?」
「知らん。ダンジョンなんてそんなもんだろ。」
「そうかもしれないね。でも。」
「でも?」
ガキン!!!
男が急に切り掛かったきたが、ギリギリで防御できた。来るかもしれないから、準備しておいて良かった。
それから、一瞬でスノウがこいつを氷漬けにして、アリシアが氷ごと一刀両断しようとするが、防御される。しかし、ジャンヌが氷ごとこいつの頭をミスリルの矢で貫通させて殺した。
ドランは後ろの奴らに大出力に光魔法をブッパしていた。それからみんなで残りを殲滅した後、装備と紋章を回収して、死体を捨てた。ミスリルの矢も回収しといた。
「ここら辺が潮時か。みんなもう帰るぞ。」
「そうね。青の勇気にはちゃんと強いのがいるってわかったものね。」
それから、上の階層へ食べ物を回収しながら、青の勇気を殲滅しながら1階層まで戻って、入り口近くで移動結晶でダンジョン外に移動した。
「まさか、入り口で検問なんてしてるなんてな。」
「他の冒険者がいるところで、殺したからじゃない?さっさとこの街を出ましょうよ。」
「そうだな。」
水のダンジョンの街を出ていき、次の目的地へと出発する。
「次は、コロッセオの街タイタンに行くか。」
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