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概要
死を望む者の終着点で物語は始まる
長い闘病生活の末、今秋、彼女が亡くなった。
彼女の病室が唯一の憩いの場で、僕には彼女しかいなかった。
この悲しみを沈めるために彼女と一緒に住んでいたマンションの屋上からこの身を投げよう。
でも、そこにはもう一人、死にたがっている少女がいた。
少女も彼氏を亡くしたそうだ。
少女には死ぬ勇気がないらしい。僕が先にと思ったが、少女に止められてしまった。
それは死の直前の空間で通じる2人の男女の物語。
【本作には自殺要素が含まれていますが、自殺を推奨、ほう助する意図はございませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします】
彼女の病室が唯一の憩いの場で、僕には彼女しかいなかった。
この悲しみを沈めるために彼女と一緒に住んでいたマンションの屋上からこの身を投げよう。
でも、そこにはもう一人、死にたがっている少女がいた。
少女も彼氏を亡くしたそうだ。
少女には死ぬ勇気がないらしい。僕が先にと思ったが、少女に止められてしまった。
それは死の直前の空間で通じる2人の男女の物語。
【本作には自殺要素が含まれていますが、自殺を推奨、ほう助する意図はございませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします】
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