第32話 ブラックホールからの救出作戦!

次はどこへ行くのかな?

近くにいたランダに聞くと、ガイドブルーのそばから、何かを取って、それを見ながら

「次は……ペガススアリス銀河とニセウティカル銀河に……」

と言ったので、

「あ、そうだ! 再生化とその合間に経過観察だよね?」

僕は、サミュエルさんが言っていたことを

思い出した。

「そういえば、地球にはいつ、経過観察に行くの?」

僕が聞くと、

「もう3分の3なので、1000年ごとです。気になるなら、数百年ごととかに、設定は変えられますけど」

ランダが言ったので、

一瞬、え? となった。

「えっと……それはつまり、好きな時に行ってもいい、ということ? その3分の3とは?」

「経過観察は、ガイドブルーとは関係ないので、好きな時に何回でも、自由に設定の変更ができます。3分の3というのは、優先的に再生化などの大規模な手助けができる限度を表していて、3回中3回終わっています、という意味です」

ランダが言った。

「え? 優先的? 経過観察は好きな時に何回でも行けるけど、再生化には限界、制限があるの?」

僕が、そんな展開、聞いていないよ!

という感じで言うと、

「あたりまえですよ。天体は生きているので寿命があるし、地球の場合は、太陽が死ぬまでは理論上、また再生化をすることは可能ですが、優先的にできる権利は使い切ったので、今後は、順番待ちになります」

そんなことも知らないの? という感じで、

ランダが言った。

「太陽の寿命はまだ、40億年以上あるよね? 優先的にできなくても、何回かできるのでは?」

「何回かはできると思いますよ。でも、はっきり言って、順番はなかなか来ないと思いますけど」

ランダは、手に持っていた物を僕にくれた。

「これは何?」

「ガイドブルーが行くと決めた、手助けをする天体の名前が順番に載っているリストで、『コンル』と言います。手助けの内容にもよりますけど、1か所で約数万年の歳月を要するので、このリストの最後に、地球の名前があると仮定して、計算してください。もう、いいですか? 忙しいので」

不機嫌そうに言ったので、

もっと優しく教えてよ……と思ったけど、

「あ……ありがとう」

僕は、逃げるようにランダから離れた。


リサ並みにトゲトゲしているなと思いながら貰ったコンルに表示してあるリストに目を

やると、1ページに64か所分、

名前が載せれるようになっていた。

どれくらい、あるのかな?

リストをめくってみると、

恐ろしいほどのページ数があった。

ランダがなかなか順番は来ない、と言った

意味が、数えてはいないけど、

分かった気がした。

それでも、自分のふるさとの惑星は大切だし

友達も住んでいるから、ひいきしたくなる。

最高司令官の権力的な感じで、

リストに割り込みはできないかな?

邪な気持ちでリストを眺めていたら、

ところどころに空欄があることに気づいた。

ここに地球を入れることは、できるかな?

ランダに聞いてみたいけど、声をかけにくいと困っていたら、

「スカイさん」

声をかけられて振り向くと、

「どうかしましたか?」

ランダに話しかけようか悩んで、

ランダに近づいては離れて、を繰り返して

いた僕の行動に気づいたグルーオンが

言った。

「実は聞きたいことがあったのだけど、ランダは、怒っているのかな? 話かけてもいいのか、迷っていたところだよ」

僕が苦笑いすると、

「あぁ、そうでしたか。普段は笑顔が素敵で優しいのですが……実は、ランダはサミュエルさんのことが好きでした。でも、サミュエルさんに好きな人がいて、しかも地球へ行ってしまったので……今、すごく寂しいのです」

グルーオンが悲しげな表情で、

ランダを見た。

「そうだったのか……知らなかったよ。教えてくれて、ありがとう」


サミュエルさんのことを、慕っていたのか……それは、寂しいね。

僕もリアム達とお別れをしたから、

その気持ち、すごく分かるよ。

悪態をついてごめんなさい、

僕は、心の中で謝った。


「グルーオン、質問してもいいかな?」

「どうぞ。 ランダよりアムズ歴が短いので知識は少ないですが、僕でよければ、何でも聞いてください」

グルーオンは、優しく言ってくれた。

「いくつかあるけど、まずは、このリストの空欄が気になって。ここに例えば、『地球』の名前を載せることはできる?」

「どれですか? あぁ、これは、まだ行ったことがない天体で、名前が分からないので、空欄になっています。それと、ガイドブルーが決めた順番は、残念ながら変えることはできません」

申し訳なさそうに、グルーオンが言った。

「順番は変えられないのか……ランダが、地球の経過観察は自由に行ってもいいと言っていたけど、その時に、再生化計画を実行することはできる? 地球は、僕が担当してもいい?」

僕が聞くと、

「コンルにある『観察』の表示を押すと、『経過観察リスト』が表示されます。これは、今まで手助けをしてきた天体がすべて載っているリストで、それぞれの観察の頻度や観察した結果の詳細、手助けをした内容が入力できて、見ることができます。備考欄があるので、ここに『担当はスカイのみ』と入力すれば、他の人は行きません」

グルーオンが言った。

「地球の経過観察は、僕が個人的に担当して、頻繁に行ってもいいのか」

僕が嬉しそうに言うと、

「観察の頻度は、どうしますか?」

グルーオンが、ニコッとした。

「そうだね……とりあえず10年ごとにしておこうかな?」

「了解しました。倉庫に飛行タイプのぽぽぽが縮小して置いてあるので、行く時に乗り方を教えますね。では、設定をするので、コンルをください」

「ありがとう、よろしく」

僕が持っていたコンルを、渡そうとしたら、何かが落ちた。

「これは何?」

拾った物を、グルーオンに渡した。

「本来は、再生化計画などの手助けが必要な状態にならないと、コンルには載らないのですが、これは、手助けが必要な状態でなくても、最後尾に名前を載せて、仮に順番を押さえておくことができる仮のリスト、『ディールフィエリー』略して、『ディフィ』です。順番が来た時に、手助けをしなくても大丈夫な場合は、2番手で順番をキープすることができます。心配なら地球を載せておきますか? 最後尾からリストの一番上に来るまでには、数億……いや、数十億年後にはなりそうですが」

グルーオンが言った。

「え!? 順番が来るまで、数十億年もかかるの? まさか、そんな……冗談だよね? グルーオン」

僕が笑って言うと、

「すいません、真実です」

グルーオンが苦笑いをした。

「嘘でしょう!? じゃあ、どうしたらいいの? 地球に何か不測の事態があった場合は……」

僕が、泣きそうな顔で言うと、

「順番は、どうにもならないので、とりあえず最後尾に名前を載せておきましょう。あとは、地球に頻繁に行って、小規模になら手助けはできるので、それで、数十億年を乗りきりましょう」

グルーオンは、明るい感じで言ってくれた

けど、なんだか果てしなさすぎて……経過

観察は自由に行けるから、

頻繁に地球に行ける! と僕は嬉しくて、

エルザとこの気持ちを共有したかったのに、悲しくなった。

ふと、太陽の寿命が延びれば、

すべての問題が解決するような気がしたので太陽の手助けもできるように、ディフィに

名前を載せておけば、いいのでは?

一瞬、すごくいいアイデアだ!

と思ったけど、

結局、地球と同じで、ディフィに名前を

載せても、順番が来るまでにはすさまじい

年月がかかってしまう……ということに、

気がついてしまった。

でも、何もせずにいるよりは、いいと思ったから、地球のついでに太陽もディフィに

載せてもらった。

そして、地球へ行く時に、太陽に寄って、

太陽が輝き続けるために必要な物を、

少量ずつにはなるけど、

アムズから持って行って、注ぎ込んで、

太陽の寿命を延ばそうと、僕は考えた。


「載せましたよ」

グルーオンが、ディフィを見せてくれた。

「あれ? この表記は何?」

「どれですか?」

僕はディフィの「地球」の文字の上の部分を指でさした。

「あぁ、これは『地球』と入力すると、必ず小さな文字で『間氷期の間のみ』と表示が勝手に出てきます」

グルーオンが言ったので、

「そうなの? どういう意味なの?」

僕が言うと、

「意味はそのままではないですか? 今は、氷河期と氷河期の間の時期なので、間氷期ですよ」

グルーオンが、ニコッとした。

「そうか……でも、どうしてわざわざ表示するのかな?」

「それは……分かりません。考えたことがなかったので……どうしてですかね?」

僕とグルーオンは、顔を見合わせて、

首をかしげた。


「進路方向に、障害物を発見しました。今、映像を映します」

アストロングは、オクヴィディギーロを

出現させた。

「これは、生命体ではなく、ただの機械のようです」

エスチュアリーが、障害物を分析した結果を

みんなに報告をした。

「生命体ではないことが判明したので、爆破して、排除します」

ランダが言った。

「これって……嘘でしょう……まさか」

映し出された障害物に、僕は見覚えが

あった。

「スカイさん?」

グルーオンが、驚いた表情をしていた僕の

顔をのぞきこんだ。

「これ、知っているよ」

僕が興奮気味に言うと、

「地球人の製作物ですか?」

グルーオンが言った。

「うん。これ、たぶん、探査機の『ボイジャー1号』だよ」

「レーザー照射の用意を始めます」

ランダが言った。

「ま、待って! 壊さないで」

僕は、慌ててランダに向かって叫んだ。

「なぜですか? このままでは、宇宙船が衝突して、傷つきますよ?」

ランダが困惑した表情をした。

「あの、ぼ、僕がちょうど、行き先を探していた探査機だよ。無傷で回収して欲しい」

僕がお願いをすると、

「そうですか、分かりました」

レーザーの照射の準備を、ランダがやめて

くれた。

「AIキュープで、捕獲しますね」

アストロングが言ったので、

「うん。ありがとう」

僕はホッとした。


宇宙空間にAIキュープが放たれた。

探査機をつかんだAIキュープがこちらに

向かって来た。

「捕獲に成功しました」

アストロングが言った。

「うわぁ……こんなに大きかったんだ……」

宇宙船の全面にある窓よりは小さかった

けど、想像していたよりも大きな探査機

だった。

「写真やテレビ越しのニュースでしか見たことがなかったから……すごいな……会えてよかった……」

僕の目に涙があふれてきた。

「ど、どうしたのですか? スカイさん」

グルーオンがあたふたした。

「え、あ、大丈夫。ちょっと嬉しくて涙が」

「なぜですか?」

「僕が地球にいた頃、この探査機ボイジャー1号は、たったひとりで、ひたすら真っ直ぐ、地球から遠ざかっていき、ひたすら何かの引力(時空のゆがみ)に身を任せて宇宙空間を漂う、という運命にあったから、寂しいだろうな、どこにいるのかな? と思っていたんだ」

僕が言うと、

「スカイさん……心の優しい人ですね。でも、ただの機械ですよ。ジッタは、ありませんよ」

グルーオンが笑った。

「そうだね……ジッタは、持ちあわせていないよね」

僕は、シータと重なった。

「これ、僕の部屋に置きたいのだけど、大きさ、もう少し小さくできないかな?」

「できますよ。特殊なエアボウル があるのてわ、それで、少し縮くしましょう」


小さくしてもらった、ボイジャー1号は、

僕の部屋の白い棚の横に置いた。

「お疲れ様。ずいぶん遠くまで来ていたんだね。会えて嬉しいよ」

僕は、エアボウルに入った、

ボイジャー1号の機体をなでた。

ボイジャー1号には、地球外生命体に

向けた、地球人からのメッセージが

刻まれた、ゴールドディスクが搭載された

ままだった。

「誰にも会わなかったんだね」

僕は、ゴールドディスクを取り外した。

「アムズの人、地球外生命体的存在だよね?

うん、出会ったことにしよう。これで、ボイジャー1号の任務は、無事完了だよね?」

僕は、ボイジャー1号に向かって言った。



指令室に戻り、

グルーオンと話をしていると、

突然、

「緊急事態発生、緊急事態発生」

指令室に、けたたましい電子音声が響いた。

「何事!?」

僕が言うと、

「今、確認します」

ランダがコンピューターの操作をして、

「分かりました。プレアブシベル銀河にある、小惑星ユユニコーンからのSOSです」

と言うと、

「ユユニコーンですね、ワープの準備に入ります」

グルーオンが言った。

いっきに指令室の中が、慌ただしくなった。

「あの、忙しいところごめん。どうしたの?」

コンピューターの操作をしていた、

グルーオンに聞くと、

「コンルによると、15億年前と2億5000万年前に、ユユニコーンはブラックホールに飲み込まれそうになったところをアムズが助けて、また吸い込まれそうになっているみたいです」

と言ったので、

「吸い込まれたら困るの?」

と聞くと、

「コミュニケーションが取れる生命体がいるわけではないですが、生命体はいるので。あ、すいません。テレパが入りました」

グルーオンの頭上に、テレパのマークが

出現した。

「ワープします」

ランダが言うと、

数秒後に、

「到着しました」

電子音声が流れた。


ゴォオォー!

宇宙船は、防音になっていると思うけど、

それでも聞こえるくらい、すごい音が、

真っ暗な宇宙空間から聞こえてきた。

この音は、一体、何!?

音が怖い……誰か教えて……。

聞けそうな人を探してみたけど、

みんな忙しそうで、

僕は完全に蚊帳の外だった。

「AIキュープを倉庫から出して、巨大化させたら、網を持たせて」

「了解です」

指令室のどこからか、声がした。

「AIキュープを搬出します」

アストロングが言うと、僕の乗っている

宇宙船のなん十倍もありそうな巨大な

AIキュープが、指令室の前方にある窓の

外に数台、現れて通過して行った。

それらが、ひとつの大きな物を一緒に持って

いた。

指令室の窓の外は真っ暗で、

僕には、機体の表面が光るようになっている

AIキュープの姿は見えるけど、

ユニコーンとブラックホールの姿は、

見えなかった。

「小惑星ユユニコーン、捕獲しました。けん引します」

アストロングが言ったあと、

真っ暗だった指令室の窓の外が、

突然、虹色になった。

何事!?

本当に、誰か教えて……何だか、訳が分から

なくて、泣きそうだよ。

相変わらず、僕以外の人が忙しそうで、

声をかけられなかった。

「ここから南に、267パーセク、進みます」

ランダが言った。

5秒後、

「到着しました」

電子音声が流れた。

確か、1パーセクは、3.26光年だったと思うから……距離感はつかめないけど、

すごく遠いよね? なのに、すぐに着くって

アムズはすごいな、と単純に感心した。


小型のAIキュープが、数台、指令室の窓の

外を通過するのが見えた。

そして、しばらくすると、また通過した。

「生命体の生存、確認ができました」

グルーオンが言うと、

それを聞いたランダが、

「了解です。軌道修正に入ります」

コンピューターの操作を始めた。

「AIキュープと網の回収が、完了しました」


指令室内が、落ち着きを取り戻してきた

雰囲気になった気がしたので、

「何があったの? 問題は解決した?」

グルーオンに聞くと、

「はい。なんとか間に合いました。えっと……」

グルーオンは、何があったのか、

詳しく話をしてくれた。


「ユユニコーン」は、

プレアブシベル銀河の中を浮遊している、

虹色の大気を持つ、とてもメルヘンな

小惑星で、近くに引力、くぼみの強い天体が

あると、そちらへ引き寄せられて落ちて

しまうそうだ。

でも、ただの恒星や惑星なら、

引き寄せられても、揺れながら自ら離れて

行くことができるけど、

相手がブラックホールとなると、

話が変わってくる。

引き寄せる力が強すぎて、自ら離れることが難しいので、アムズの出番となる。

特に生命体がいなければ、

吸い込まれても気にならないけど、ここには生命体がいるので、無視はできない。

巨大化させたAIキュープに、

ユユニコーンの本体の2分の1が入る

大きさの金でできた特殊な技術で作った、

大気をも捉えることのできる網を持たせて、

ユユニコーン本体に被せて、とにかく、

AIキュープで引っ張って、

ブラックホールの引力の及ばないところまで

引き離す。

そのあとは、プレアブシベル銀河の

敷地内から、ユユニコーンが元々いた環境に

近い、ブラックホールが無い、もしくは遠い

場所を探して、見つけたらそこまで

けん引して運び、生命体の存在を確認して、

救出作戦は、完了となる。

これが、今回で、3回目だったみたいだ。



「そういうことか。それは、飲み込まれたら大変だよね。慌ただしさの意味が分かったよ。ところで、コミュニケーションが取れないのに、なんで名前があるの?」

僕が聞くと、

「生命体がいて、名前がすでにあった場所は、それを採用して、生命体がいなければ、こちらで適当に名前を考えます。ここの場所は、地球の再生化を2回やったという人が、地球で似た形の生命体を見たらしく、そこから名前を貰って、『ユユニコーン』になった、と聞いた気がします。地球出身ですよね? 見たことありますか?」

グルーオンが言ったので、

「ユユニコーンにいる生命体って、どんな姿姿をしているの?」

と聞くと、

グルーオンは、引き出しから7次元タッチ

モニターを出して、画像を見せてくれた。

体は全体的には馬のようで、

額に角ではないけれど、光る管? 提灯?

魚のあんこうの額についている物に、

似ている物が額についていた。

とにかく、パッと見た感じは、

ユニコーンに似ていると言える気がするけど

ユニコーンとはまったくの別物、

初めて見る生命体だった。

「これは見たことないけど、ユニコーンは、知っているよ。実在したかな? いや、空想だったかな……どっちだったかは、ごめん、忘れてしまった」

僕は苦笑いをした。

「そうですか」

少し残念そうな様子で、

グルーオンが言った。


というか、出た! 出たよ! また出たよ!

地球再生化計画に、2回参加した人!

ルーカス室長が言っていたあの人だよね!?


「今、再生化計画に2回参加した人は、どこにいるの? 聞きたいことが色々とあるのだけど、ファースト人類についてとか……」

僕が、興奮気味に言うと、

「すいません。彼女はアムズには、もういません。クロードロップという惑星に、ロアンダンさんと一緒に行ってしまって」

グルーオンが、苦笑いをした。

「そうなの!? それは残念だな……」

地球の謎に迫れる! と思ったのに、

空振りに終わった。

なぜなら、アムズを出たということは、

記憶は消えている、ということだから。


僕はエルザに、この残念な気持ちと、

10年後、一緒に地球へ経過観察に行こう!

と話をしたくて、テレパをした。

エルザは、サムさんから自分の体についてのこれまでの研究データーと、

サムさんの知識を、BNで自分のジッタに

アップロードして、サムさんのやっていた

研究を引き継いでいた。

自分の体は、自分で作る! と張り切って

いたので、とても忙しそうだった。

「ごめん。今、培養実験の最中だから、またあとで、テレパするね」

足早にテレパは終わってしまった。


前向きなエルザを見習って、

僕も最高司令官として、頑張らないとね!

やる気がみなぎってきた。



○次回の予告○

『あるミステリーの真相と出発』






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