第25話

動田が俺に話しかけてくる。

 「あつく、奴に会ったんだろう??どうだった??」


「あー、ヤンデレだった」


「どいうこと??」


「えっとな」


ーーーーーーーーーー


 そして、俺たちは次の動画を撮ることにした。


 「あつくくん!!」

 クラスの女子に話しかけられる。

 

「ひぃ!!」

  俺は相変わらず、女の子に弱く、話すのが苦手だった。


 「あつく、それは治らないの??」


「うーん、ちょっときついかも。」


「今日はそれの特集にするかぁ」


(こんにゃく)


ーーーーーーーーーーー


  あれから、元のチャンネルは恒例の謝罪動画をあげて、俺が抜けた時のことを包み隠さず謝罪した。


 コメントは色々な声が上がり、妹達に対しては用語する声が上がった。


 一応俺も、みんなが人気が出るように頑張ったから、俺も報われた気がした。



ーーーーーーーーーーー


 そして、何これ??


 店員さんと諦めの悪さで一緒に笑ってた。


 「あっくんへの愛を伝える。」


沖奈による公開処刑告白だ。


 見てて痛い痛いしい。


 「俺さ、」


「はい?」


「許して、俺たちのチャンネルに入れてあげるか相談しようと思ったんだよ。」


「それで??」


「やめとくことにした。」


「それが懸命ですね。」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

ドッキリ動画の犠牲になる俺。我慢の限界が来ていた頃に、生配信の強制辞めるドッキリをして来たので、引退を宣言した。 激 辛 @eaconnn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ