ドッキリ動画の犠牲になる俺。我慢の限界が来ていた頃に、生配信の強制辞めるドッキリをして来たので、引退を宣言した。

第24話

あれから、俺の元のチャンネルは話題から忘れていった。たまに問題を取り上げる動画には必ずと言えるほど名前が上がっている。その中には路線変更と俺が抜けたことが繋がっている解説されている。

　そして、俺は今いっきの面談に来ている。

　「なぁ、いっき」

「何だ！！」

「なんでお前は、変わったんだ？」

「何がだよ。」

「昔はもっと落ち着いた性格だったろ？」

「・・・羨ましかった。」

「？？なんて？」

小さい声で聞こえなかった。

　「羨ましたかったんだよ！！」

「誰が？」

「お前がだよ。」

「なんで？？」

「お前は、俺たちの欲しいものを直ぐに手に入れて、それ以上のことを常に持ってくる」

「・・・」

「俺はずっと惨めに感じてたんだよ。なのにお前は、いつも平等に分けようとする。」

「・・・」

「しかも、女達はみんなお前のことばかり、沖奈は少しも俺に振りもらえてはくれねぇ」

「言い方ひくぅ」

「あーもう！だからお前が目障りだったし、お前がもう少しは俺たちのように我慢する立場だったなと思って、それからはもう止めることは出来なかった。」

　「で捕まったと、バカだろ。」

「あ！そうだよ！！本当に馬鹿だよ！！」

「・・・馬鹿だよなぁ、お前本当に馬鹿だよ。」

「あつく？？」

「もう少しやり方があっただろうが！！何だよただの嫉妬でこんなことになりやがって！！少しははっきりしろよ！！いつまでも俺に何かお前の思いに気付くまでテメェは本音をはなさいほど、俺の下の人間だったかぁ？？」

「・・・そうだなぁ、俺はいつまでもお前に甘えてた」

　「馬鹿だよ。お前、本当に馬鹿だよ。」

「そうだなぁ、俺は馬鹿だな。」

「・・・」

終了時間がやってきた。

　「あつく、 」

「何だよ」

「ごめんな。」

「・・・」

　いっきは馬鹿だった。本当に現実を分からされるまで、自分のやったことに理解をすることができなかった。

　俺は思った。

　関わる友達はしっかり選ぼうと、