第10話
とりあえず企画案をもう少しだして、撮る場所等を動田と、クラスメイト達も頼りながら考える。
ある程度決まったのでに新しいチャンネルを始めるかも知れないと流したら、嬉しいことに沢山の応援コメントが届いた。
凄くやる気と力が湧いてくる。
ーーーーーーー
今日は散歩に出ると、近所の子ども達や、コンビニの店員さんに声をかけられた。
みんな俺の新しいチャンネルのことを知ってくれているらしい。
まだ正直コンビニの店員さんにはまだ緊張しているが新しいチャンネルになって名前とかが変わったらまたサインを欲しいと言って貰えた。
動画に出てみたいとも言ってくれている。美人だし動田が俺の代わりに話しを勧めてくれそうなので、是非こちらこそお願いしたい所だ。
本当に凄く気分が良い。
正直こう言うのって始める前の方が楽しかったりするよね。
そんな気持ちの中、気分を壊す人に再開する。恵美奈だ。
「またここであったね、あっくん。」
「恵美奈。」
「ねぇ、新しいチャンネル作るって本当?」
「本当だよ。」
「私もそのチャンネルに入れてよ。」
「嫌だけど」
「何でよ!」
「だってわざわざ君たちが嫌で抜けたのに、なんでまた一緒にやらないといけなのさ。」
「私だけじゃん!」
「いや、ごめん恵美奈も無理。」
「何でよ?」
「こないだ言ったけどね。そう言うところだよ。」
学習しないところと平気で見捨てるところ。
「っつ・・・聞いたよ!あの動田と組むんでしょ!なら一人くらい女の子居た方がいいでしょ!」
「大丈夫、頼める人がいるから。」
「はぁー!嘘よ!あっくんが私達以外の女と話せる訳ないでしょ!」
酷いな!事実だが、
「居るよ、嘘つかないよ。」
「嘘よ、絶対に嘘よ!」
動田の知り合いの女の子を呼ぶとは考えないのだろうか?
「はぁ話出来なそうだし、俺も行くよ」
「ちょっとぉ・」
はぁ、本気で店員さんに頼もうと思ったんだけど、これじゃ当て付け見たいな感じになっちゃうな。流石にそんな気持ちでは頼めないな。ごめん店員さん呼ぶの少し遅くなるかも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます