第13話
薪ノ宮視点
自分から行っても大丈夫だと答えたのに、ドキドキが止まらない。夢くんを取られちゃうんじゃないかと心配だった。それを望んでもいるけど、、、とりあえず夢くんの幸せに繋がってほしい。
夢くんに、どんな話をしたか聞いたが教えて貰えなかった。
そして駅まで送ってもらった。
夢くん、今日は本当はバイトだったんだ。あの時バイトを休んでまで助けてくれようしたんだよね。
駅に着いてから、今までは男遊びが趣味だったが、私は真っ先に帰った。くももにはたまには二人で遊ばない?と言われたが断った。ごめんくもも断ってるのに悪いんだけどポイント稼ぎの準備させて貰うね。
私はオススメされたアニメを熱中して見た。
面白かった!全く自分知らない世界観を味わった。これ2期あるんだ。
ーーーー
翌日の朝。
しまった!アニメ見過ぎて、あーー!!
夢くんから着信来てた!!夜話す約束してたんだった!!
また、夜話す約束を破ってしまった!また嘘をついたようなもんだよ、!!!
「夢くん本当にごめん!アニメ見過ぎて!」
「いいよ、それよりどうだった?」
「え、あそうそう!」
アニメの話をする夢くんはとても楽しそうだった。私もアニメを語るのは初めてだったけど、楽しかった。好きな共通の所を探したり、伏線を聞いたり、夢くんがネット民の反応話をしたりなどとても楽しかった。そして、初めて夢くんの笑顔見れた気がする。
私もアニメ見て良かったな。今までそれをずっと私は知りもせずに馬鹿にしていたのか、今までの私を殴りたい。
「そうだ、夢くん明日のデート早速アニメショップ一緒に行こうよ!」
終わった後のショックが終わらなく、サイトやミニ動画などを調べて、アニメショップがあることを知った。夢くんもきっとこう言う店で買ってるんだね。
「ごめん、薪ノ宮さん明日はバイトが急遽入って。」
「えーー明日土曜日だよ。」
「ごめん、日曜日も無理なんだ。これはいつも、明日にシフト入ってた人が熱で出たみたいで替わって欲しいって。」
「そ、、、そうなんだ。じゃあ終わった後はいいかな?」
「いや、終わり20時だから女の子が一人で歩くと危険だから」
「そうなんだ。」
全然その後でもいいんだけど、夢くん的には、集まっては申し訳ないのかも。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます