異国情緒溢れる世界で、ひたひたと忍び寄る、いや這い寄る恐怖。

どこかにありそうな国や民族。
虐げられてはいても、過去の栄光にすがっている彼ら。

こういった情景がありありと浮かんでくる文章にうっとりします。
世界観に浸っていると、徐々に不穏な空気が。

がっつりホラーなので、苦手な人にはオススメできませんが、できれば我慢してでも読んでほしい一作です。
ぜひご一読を!