第16話 虚しい輝き

 時の流れは残酷だ。

 こんなにも、どうにかしたいと心から願っている問題が目の前にぶら下がっているのに、それを解決する暇を与えてはくれないし、気が付けばあっという間に一日が過ぎている。


 ドレスの本縫いとエメラルドばかりの装飾品の確認を終えてから、また五日ほど経った。

 ドレスは本当に急ぎで仕上げてくれたのだろう。若干寝不足気味の顔で、仕立て屋のおじさんがドルフィネ辺境伯領別邸まで届けてくれた。

 まるで夜空のような深い濃紺の薄布をふんだんに使って仕立てられたドレスは、わたしの要望通り、腰回りには余裕を持たせた仕上がりになっていたが、ほとんど祖母が決めたと言っても過言ではない金糸の飾り刺繡に、これもまた金糸で縁取られたレースが幾重にも付いた袖口、人を跳ね飛ばせそうな程にチュールで膨らんだ腰回りに、散りばめられた星を表すビーズには当初の予定とは異なって、緑色の宝石も縫い付けられているように見受けられた。

 試着をしたドレスは仮縫いのドレスとは全く異なる重みをわたしの全身に纏わせてくる。

 いや、重いのはドレスのせいだけではないのかもしれない。


(気分も重たいわ)


 あの日以来、祖母はこれまで以上にわたしの全てを取り仕切るようになった。

 

 わたしをカシオペイア伯爵家と養子縁組させるために、カシオペイア伯爵家との話し合い。

 現シリウス子爵家当主であり、わたしの今世の父への事後報告と言う名の面会。

 カムイ殿下から来るご機嫌伺いの手紙への返信文章の添削。

 アカデミーとのやり取り。

 ドレスに取り付ける飾りへ含ませようとしている緑色の細かい調整。

 装飾品に使用するためエメラルドの調達。

 

 全ての当事者はわたしなのに、わたしがそれらに自分から関わることも、関わらせてもらうこともほとんどなく。

 わたしに出来ることは、祖母の言うことに唯々諾々と従って、シェダル夫人の嫌がらせ混じりのマナー講座を、朝から晩までこなすだけ。

 次第にこのドルフィネ辺境伯領別邸に用意された自室が、ほとんど祖母の手配したわたしの物で溢れる度に、心のどこかですっぽりと穴が開いて、からっ風が吹いているような気持ちにさせられる。

 エメラルドが虚しい輝きをわたしに返してくる。

 

 動きにくそうなデザインの濃紺のドレスに飾られた小さな緑色が、輝きを返してくる。

 いつの間にか、華美なデザインへと変更され、大粒のエメラルドの主張が激しい、金細工の装飾品。

 ドレスに合わせたはずなのに、やはり足の甲の部分に付いたエメラルドが気になるパンプス。

 髪を飾る予定のリボンにまで、エメラルドが混ざっている。


 赤毛、赤目のわたしに良くお似合いだと、人は言う。

 祖母は、自分の思惑通りに緑色を主張することが出来て喜んでいる。


 ほとんどの人間が、卒業パーティーとそれに伴うわたしとカムイ殿下の婚約発表に向けての準備に浮足だっているのに。当事者であるわたしが一番喜ぶ気になれない。

 せめてヴィッセルとお婆様に困らせられている従姉弟同士で話ができればよかったのに。明らかに気が塞いでいるわたしにあてがわれたのは、わたしの話し相手としてどこかから呼ばれる貴族令嬢たちだけ。

 これまで何の接点もなく、何ならアカデミーですれ違いざまにわたしの事を嘲笑したり、陰口を叩いたりしていたような令嬢たちが、貼り付けた笑顔で“第三王子の婚約者”になるわたしのご機嫌を伺って話しかけてくる。


 こんな対話になんの意味があるのか。


 わたしのストレスは溜まる一方だった。


 そう、ストレスが溜まりに溜まり切って。

 三歳の時のように、熱を出した。


 〇


 恐らく夏風邪だろう。という診断を受けたわたしは、「こんな大事な時に寝込んで倒れるだなんて、情けない」と、おおよそ病人にかけるべき言葉ではない祖母のお𠮟りを朦朧とする頭で受けて、別邸に用意された自室のベッドに身体を横たえて、休むしかなかった。

 シェダル夫人はわたしの風邪が移ることを気にして、という言い訳で、病人の看護など真っ平ごめんだ、といった有り様で、寝込んだわたしの世話はジェダに一任されることとなった。

 とはいえ、今世のわたしはありがたいことに健康優良児として育ち、アカデミーでの生活も皆勤賞が貰える程だったため、初めて寝込んだわたしを目の当たりしたジェダは若干戸惑ってはいたけれど。


「リーデロッタ様、薬をご用意いたしました」

「ありがとー後で飲むからその辺に置いといてぇ……」


 この世界、まだまだ製薬に関しても発展していないため、基本的に処方される薬は生薬のリストを渡され、それを煮だして出来た薬湯飲む、煎じ薬の投薬方法が主流である。

 もちろん、前世のように子ども用の甘い香りがするシロップみたいな薬なんて物は存在しないため、出てくる薬湯はこれでもか、というくらいに苦い臭いを漂わせる。

 前世では毎食後に十錠の薬を一気に飲むことができるという、謎の特技を身に付けて、担当していた看護師のなっちゃんに面白がられていたものだが、この明らかに苦い草の臭いを漂わせる薬湯は、正直、飲もうとするのに勇気がいる。

 わたしが薬を飲むのに躊躇していると、ジェダはわたしが身体が辛くて起き上がれないと思ったらしく、優しい手付きで上半身を起こしてくれると、その後ふかふかの枕をたっぷり使って、ベッドの上で楽な姿勢を取れるように整えてくれた。


「どうぞ、お薬です」

「……ありがとう」


 ここまでお膳立てされては飲まないわけにもいかない。わたしは覚悟を決めて一気に薬を流し込む。


(うへぇ……)


 とは口にしない。病人であっても、わたしは貴族令嬢。相応しくない言動はなるだけ控えなければ。

 それでも口の中に残る薬湯の苦さに顔を歪ませていると、ジェダが小さめの器を差し出してくれた。器の中には真っ白なヨーグルトとそこに真っ赤な何かが掛かっていた。


「お口直しです。これならば、食べるのもおっくうではないでしょう」


 熱が上がりだした昨日の昼頃から、ろくに食事も取れていなかったのを、ジェダはしっかりと見ていてくれていたらしい。わたしはジェダの優しさを両手で受け取る。


「ありがとう。頂きます」


 一口掬って口に含んだヨーグルトは、しっかり口の中の苦味を拭い去ってくれるようだった。何より、ヨーグルトに掛かっている真っ赤なソースは。


「これって、キイチゴジャム?」

「はい。アカデミーの厨房から一つ譲り受けて来ました。リーデロッタ様がお好きだったと思うので」

「……うん。ありがとう」


 水牛チーズを使った東南風サラダとはまた別の懐かしい味に、わたしの匙は思ったより進んだようで、気が付けば飲んだ薬湯の苦さなどはきれいさっぱり忘れて、ヨーグルトを完食していた。

 懐かしく甘酸っぱい味でお腹が満たされた事で、少し心にも余裕が出てきたような気すらした。


(こんまま本を一冊、なんてできたら幸せながに)


 チラリと部屋の片隅を見やれば、何時でもこちらを見ているぞと言わんばかりに緑色の光がわたしの目に入ってくる。

 ここ十日間、本を読もうとした瞬間にシェダル夫人に取り上げられて『女が本を読むとは、何事ですか!』と𠮟責を受けたことを思い出す。


(ここじゃ、自由に本も読まれん)


 隠し切れないため息に、ジェダが何事かと思って近寄ってくれた。


「お嬢様、どうかなさいましたか?」

「うーん。……ねぇジェダ、あそこにある卒業パーティーで着る予定のドレスとか、宝飾品とかに布を掛けて、見えなくすることってできないかしら?」

「できなくはありませんが、気に入らないのですか?」

「……うん。だいぶ」


 この際だ、熱が出ているからというのを言い訳に、ジェダに不満を聞いてもらおう。


「いくら流行の型でも、あれは布が多すぎて動きにくいと思わない? それに王族に合わせるためだけにちょっとでも動いたら破けそうなあの最高級の薄っすい布。着るだけで怖いわ。濃紺に金の刺繡は気に入っているけれど、散りばめられているビーズの中に緑色が混ざるのも嫌だし、最初に見た繊細なデザインの装飾品が気に入っていたのに、気がついたら重苦しい物に代わっとるし、何よりもあの無駄に馬鹿デッカいエメラルドちゃ何け?! 何あれ、あそこまでして、わたしがカシオペイア家の、というかお婆様の物やって主張しないとダメながけ?!」


 普段ならこのくらいで疲れはしないのだが、今は、身体が熱で重だるい状態。言いたい事を言い切ったわたしは、ボスンとジェダが整えてくれた枕達の中へと身体を沈める。

 ジェダはわたしに布団をかけ直すと、部屋に用意しておいた替えのシーツを広げて、緑色の光を遮ってくれた。


「そんなにお嫌なら、選ぶ時にきちんと言えばよかったのですよ」

「……言ったって聞き入れてもらえないわよ。ドレスも刺繡糸もレースも装飾品も全部、わたしに選ばせる癖に、結局、お婆様が良いと思ったものに変えられるんだもの」

「ですが、エスメラルダ様だって、リーデロッタ様がお選びにならなければ、口出しできませんでしたよ」

「そうかしら?」

「はい。ドレスの本縫いの際にお側に控えて見ていてわかりましたが、エスメラルダ様はリーデロッタ様が何かをお選びになってから、別の選択肢をお与えになられていました。恐らくですが、エスメラルダ様はそちらの方が良いと思われたから、リーデロッタ様に“勧めた”のであって、リーデロッタ様が絶対にこれが良いと選んでいれば、強く反対はなさらなかったのではないでしょうか?」

「最初から“ダメ”と言っていたように思えたけれど?」

「エスメラルダ様は“ダメ”というのが口癖のようですから。私に用事を申し付ける際も『これは“ダメ”だから、別の物を用意して欲しい』と仰っていました」

「……もしジェダの言う通りだったとしても、結局お婆様の選ばれた物ばかりが揃っているじゃない」


 わたしの全てを決めたのはお婆様だ。

 ドレスの型も、装飾品のエメラルドも、カシオペイア家への養子縁組も、カムイ殿下との婚約も。

 みんなみんな全部、わたしではなく、お婆様が決めた。

 そんなぶすくれているわたしに、ジェダは驚くようなことを告げる


「そうですね。そもそもリーデロッタ様は何も選んでいませんから」

「……へ?」


(わたしは何も選んどらん?)


「リーデロッタ様が何も選ばれないから、結果的にエスメラルダ様が指示した道を辿ってしまったのでしょう。ドレスも装飾品も、カムイ殿下とのご婚約も。そしてその道を辿ろうとしたが故に、ヴィッセル様との婚約はなしとなり、前ドルフィネ辺境伯領主様がリーデロッタ様に残してくださった辺境伯領の後継者、という肩書をも手放すことになられたのだと、私は思いますが」

「待って、待って、待って。え、わたしが、何も選んでいないから、お婆様の言う通りになっているって、ジェダは言いたいの?」

「そう申し上げたつもりですが、わかりませんでしたか? やはり熱があると屁理屈を捏ねることが得意な頭も働かないようですね。是非とも横になってゆっくりと身体を休めてくださいませ」


 ジェダはそういうと、先ほどとは打って変わった粗めの手つきでわたしを支えていた枕を抜き取ると、さっさとわたしを横にならせた。


「リーデロッタ様。前ドルフィネ辺境伯領主様は、生きることに必死になられているリーデロッタ様がお好きでした。そのことを頭に留め置き、何故女性であるリーデロッタ・シリウスという子爵家の令嬢へ辺境伯領主の継承権をお与えになられたのか、よくよく考えてくださいませ」

 

 〇


 熱であまり回らない頭を必死に回しながら、わたしは自分の置かれている状況について今一度、よく考えて見ることにした。

 わたしの感覚としては、勢いと圧力の強い祖母に押されて、第三王子の婚約、ゆくゆくは王族になる道を歩かされている、のだが。


(こうなったきっかけは、そもそもこの別邸にヴィッセルと話をするために来たら、お婆様がおったから)


 お婆様が来る前のわたしは、ヴィッセルとカムイ殿下のどちらを選ぶかという二つの選択肢の内、カムイ殿下にする。いや、せざるを得ないと思って、この別邸にやってきていた。


(……ここでもわたしは、自分から選択をしとらん。カムイ殿下から逃れられないと思って、自分でそちらを選んだように見せかけとるんだけやちゃ)


 そしてカムイ殿下からの恐怖のメッセージをアカデミーのダンスホールで受け取る前のわたしは、まだ悩んでいたはずだ。ドレスの選択肢と共に、ヴィッセルを選ぶか、カムイ殿下を選ぶか、を。


(けどそん時もわたしは、自分から選んでその状況を作りいたわけでないちゃ)


 ここでカムイ殿下という選択肢が出てきたのは、わたしがヴィッセルとは婚約したくないと、図書館にいたカムイ殿下もとい、キャリバンに向かって溢したからだ。


(ヴィッセルと婚約したくなかった理由は)


 彼を男性として見られないから、そして、辺境伯夫人にはなりたくなかったから。

 そもそも辺境伯夫人の話が持ち上がったのは、亡きお爺様の“ヴィッセルとわたしの二人に辺境伯領主の継承権がある”という遺言状があったからだ。

 女性に継承権が与えられるようなことはこのボレアリス王国ではそうそうないことだ。そんなことが他所に知られれば、命の危機すらあると考えて、わたしはこの継承権を放棄しようと決意はしていた。


(やけどわたしは)


 それを誰かに宣言してはいない。

 宣言する前に祖母がもう一人の継承者である従兄弟のヴィッセルと婚約してはどうかと打診したらからだ。

 ここでわたしはハタと気が付いた。


「お婆様はあの時、わたしが反論したら、引き下がっとった……」


 弟のように可愛がってきた従兄弟と婚約なんて絶対に嫌だったし、何よりあの時は辺境伯領主なんて目立つような存在に絶対になりたくないと思って、断固拒否をしたのだ。


『恐らくですが、エスメラルダ様はそちらの方が良いと思われたから、リーデロッタ様に“勧めた”のであって、リーデロッタ様が絶対にこれが良いと選んでいれば、強く反対はなさらなかったのではないでしょうか?』


 祖母は貴族社会の中での女性は低く見られることを知っている。たとえ亡き辺境伯領主直々に作成された遺言状があるとはいえ、女の身で辺境伯領主などという役目を背負えば、苦労するのは目に見えている。

 だからその防波堤として、もう一人の辺境伯領主候補のヴィッセルの隣に立つことを“勧めた”のだ。


(言い方ちゃ悪いけれどね)


 祖母の物言いは全てキツいし、断定系で話すことが多い。

 けれどそれが、カシオペイア伯爵家の令嬢として、貴族令嬢として、恥ずかしくないように育てられた結果なのだとしたら。


「……不器用なんやなぁ。全く」


 わたしはジェダにわざわざ隠してもらったドレスがあるはずのシーツを見つめた。


「わたしが選ばんかったせいで、こうなったんや」


 でも今更、このドレスも装飾品も自分の求める形に変えることは出来ない。もう卒業パーティーまであと一週間を切っているのだから。新しく仕立て直してもらうなんて、土台無理な話だ。

 わたしはごろりと寝返りを打って、自分のやってしまったことから目を背けた。


「……平凡に、目立たずに、ただ前世より長生きしたかっただけなんやけどなぁ」


 不意にジェダがこの部屋を出て行く前の最後の一言を思い出す。


『前ドルフィネ辺境伯領主様は、生きることに必死になられているリーデロッタ様がお好きでした。そのことを頭に留め置き、何故女性であるリーデロッタ・シリウスという子爵家の令嬢へ辺境伯領主の継承権をお与えになられたのか、よくよく考えてくださいませ』


 生きることに必死になっているわたし。

 きっとそれは、祖父が亡くなる前の、平凡に、目立たずに、前世より長生きをしようとしていたわたしの姿の事を指しているだろう。今の全く上手く身動きが取れない生き方は、もうこの世にいない祖父にはわかることすらできない姿なのだから。

 祖父へ平凡に、目立たずに、前世より長生きしようとしていると、溢したことはないはずだが、賢かった祖父のことだ、どこかでそんな風に生きているわたしに気が付いて、好ましいと心に留め置いてくれていたのかもしれない。

 

 ただこのわたしの推測が正しい場合。

 腑に落ちない所が出てくる。


「何でそんなわたしに、辺境伯領主の継承権を与えたんですか、お爺様」


 辺境伯領主の継承権をしかも女へ与えるだなんて、平凡でもなければ、目立つこと間違いなしで、命の危険がありそうな選択肢。

 それを何故祖父はわたしに残したのだろう。


(思い出せ、思い出せ……何かヒントがあるはずや)


 祖父との思い出を思い出せる限り、思い出そうとする。幼い頃の事はもうあやふやだが、亡くなる直前に最後に交わした言葉はまだ鮮明に思い出せそうだった。


「……あ」


 思い、出した。


『お前は、学ぶことが、好き、だからな』


 わたしは生きるために、知識を付けようとしてきた。

 学びの場を求めて、女だてらにドルフィネ城の図書館に出入りし、アカデミーへ入学までさせてもらった。

 ボレアリス王国は未だ男尊女卑の風潮が残る国だ。アカデミーでも女性は聴講するタイプの講義よりも、社交を意識した講義の方が必修科目にされていて、本を読むだけで咎める人間が未だに存在している環境だ。

 

 女が学びを求めれば、潰される。

 力のない子爵家の令嬢ならば尚更だ。

 

 もしかして、祖父はわたしがそんな環境に陥らないための道具として、辺境伯領主の継承権という力を残して行ったのだろうか。


『お前は、お前の、“好き”、で、生きなさい。この先、も』


 ぼんやりとしていた頭が、くっきりと冴えわたった

 わたしはベッドから滑り降りると、手紙を書くために置かれている紙とペンを持って、手を動かした。

 そして全てが書き終わった頃に、丁度良く戻っていたジェダが慌ててわたしをベッドに追いやろうとする前に、出来上がった紙の束を差し出す。


「ジェダ。お願いがあるの。わたしがわたしらしく生きるための、選択をするための、お願いが」

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