虚日記

ツイ廃、整体、麻辣湯

　一日中Twitterに張り付いていた気がする。

　昨日の余波なのか映画に関するツイートにいつもよりも反応があり、通知を確認するついでにTLを見るとその話題で盛り上がっていてまたツイートをし、それにまた反応があって……エンドレス！　仕事しろ。

　わたしがスキャナーズの頭部炸裂GIFを貼ったことから友人の髑人形くんが #好きな人体破壊描写 というタグを作り、それもひとしきり盛り上がっている。

　わたしは別に人体破壊描写にそれほど強いこだわりがある方ではないが、やはりゴアは映画の華だ。皆のお気に入りの人体破壊シーンが次々と流れてきて大変楽しい。

　そんなTwitterを眺めながら昼に2回目の整体へ。坐骨神経痛は多少マシになってきた。

　今日は前回できないと言われた骨格調整をやってもらった。コキッとかパキッとか鳴らしてもらうあれ。

　あれ、意味あるのだろうか。

　やっぱりとにかく体がねじくれているらしく、脚の長さも左右で全然違うらしい。

　このあいだ彼氏にも「ナツメは女の子（彼は年上なのでいい大人のわたしのことをこう呼ぶ。大目に見てくれ）にしては硬すぎる」と肩を揉みながら言われた。バキバキでぐねぐねなのである。

　ポキッてやつの効果のほどはわからないが、しばらく通い続けてみる。

　歌のレッスン（これは前回と変わり映えしないので割愛）の帰りに、麻辣湯（マーラータン）の店で夕食を取る。麻辣湯とは中華の辛い春雨スープである。

　渋谷のドンキの裏手、ちょっと奥にある「渋谷星星倶楽部」という麻辣湯の店がお気に入りで、以前は週1くらいで通っていたのだが、先日ちょっとしたトラブルに巻き込まれた。

　オンライン決済システムの不具合だったのだが、その場ですぐに返金してもらえたし、店員さんの対応も丁寧だった。次回無料でサービスしますとまで言ってもらった。ありがたい。

　ただカードが絡むトラブルだったのでまだちょっとだけ怖い気分があり、約3週間経った今日になってようやく訪れたのだった。

　麻辣湯はスープの辛さと好きな具材を選ぶシステムの店が多いが、ここも同じである。「好きなだけ注文してください」とのことだったのでいつもの倍くらいトッピングした。

　他の店でも麻辣湯を食べたことがあるが、個人的にはここのがダントツでうまい。ただ辛いだけではなく、深みと甘みのある薬膳スープがとにかくうまいのだ。具材も結構ボリュームあるし、麺の種類も豊富。わたしのいちおしはとうもろこし麺だ。春雨スープだけだと物足りない場合も、無料でライスがつけられる。至れり尽くせりである。

　満腹になり、丁重に見送られて帰ってきた。

　お金関係のトラブルは本当に怖くはあるんだが、システムの問題なので店のせいではないし、その後の対応を見るに再発防止策を講じてくれるだろうという安心感がある。キャッシュレス決済のため店員さんとコミュニケーションを取ることがなかったが、これを機会にやりとりしたので以前よりも親しみも持てた。

　ビジネスパーソンとして、インシデントは顧客の信頼を勝ち取るチャンスというシーンには何度か立ち会ってきたが、今回顧客の立場でまさにそれを実感した。急にベンチャー社員みたいなことを言ってしまった。

　まあそんなわけで、美味しくて誠実な店なので渋谷へ行った際にはぜひ寄ってみてください。ステマじゃないです。